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ちょい タンマ

一度やり出したら、最早歯止めが効かないのよー

というわけで今回も咲ですよー。テーマはこちらっ!

『私的に気になる牌譜検討』(どんっ

前も書いたけども咲は牌譜自体はかなり良く出来ている漫画だと私は思います。有名どこの麻雀漫画よりはよっぽどリアルかなーって。

なので、こないだのやった「私が選ぶベストメンバー」で若干触れた「しろみーの678」とか「かじゅさんの謎チートイ」とかを個人的に、あくまで好き勝手に検討していきますー。

○小瀬川白望の678

はい、個人的に最も好きな牌譜がこれです。え?しろみーは三色なんかあがってないって?そうだね。この局あがったのは姫松の漫ちゃんです。しろみーはテンパイしてただけだね。

まずは状況整理。清澄全国2回戦先鋒戦の前半戦の東1局3本場。京ちゃん特製の愛情たっぷり?タコスを食べた優希ちゃんが得意の東場で起家を引き大爆発。怒涛の3連続和了(4000オール・7700・7700)を決めます。しかもこれ、全部5巡以内に決着とかいう・・・。火力、速さ両面においてインハイ史上最強の怪物の片鱗を魅せてくれます。この局の段階でこんな感じに・・・

東家 片岡優希  +28300
南家 神代小蒔  -4000
西家 上重漫   -20300
北家 小瀬川白望 -4000

で、東1局3本場ドラ⑧という状況。このときのしろみーの配牌と第一ツモがこちら。

五五六七②③⑤⑥⑦4578 ツモ6 ですね。

しろみー自身も言ってるようにここからなら普通は五を外します。待ちが格段に広くなるイーシャンテンだからね。ただ、ここで「ちょいタンマ」が入り小考の末彼女は③を離します。

この③外し自体はそこまで異常というわけではありません。先に369を引いたときのことを考えると全然あり得る判断だと思います。ただ、この③外しの凄みはこの後の他家の手の進行により明らかになります。

直後の優希ちゃんの手牌がこちら。②④⑧⑧⑨4445688八 ツモ⑧
当然八を切ってドラ3タンヤオのイーシャンテンです。

次巡のしろみーがツモ⑧。前巡③を外しているので当然孤立している②を切ります。さらにその直後の優希ちゃんがツモ③を入れてこの形のダマ親満。②③④⑧⑧⑧4445688 待ちは4、7、8ですね。

さらに次巡。しろみーがツモ八、⑤打ちでこの形。

五五六七八⑥⑦⑧45678 これが小瀬川白望の678です。

次巡の西家・漫ちゃんの手牌がこれ。一二三七七③④⑤⑥⑦123のリーチ。待ちは②⑤⑧ですね。

これを受けて既にテンパイの入っているしろみーと優希ちゃんは危険牌強打。3人のあがり合戦か?という感じになったところで南家の姫様が⑤切って漫ちゃんの和了。裏2枚乗って8000点に。・・・というのがこの局の動向です。

では、小瀬川白望は何が凄かったのか?

まず、漫ちゃんのロン牌をすれすれのタイミングで処理しています。ただ、それだけではないんです。もし、ちょいタンマの局面で③を切っていなかったら漫ちゃんリーチを受けてのしろみーの手牌はおそらく・・・

六七八②③⑥⑦⑧45678 にツモ四となっています。もっと酷い形もあり得るんだけど多分こうなっているはず。これ、めちゃくちゃ危ない形です。既にツモ四で詰んでる感が半端ないんですが、この四を押した場合を考えてみましょう。

この手だけみればテンパイのとれる有効牌は①②③④3456789の11種類。めちゃくちゃ広いイーシャンテンです。

ただ、この有効牌の中に地獄行きの牌がめちゃくちゃあります。

①④→12000だじぇ! 
③→そっ・・・それっロンですっ!!7700です!
369→二分の一の確率で、ロンっ!7700です!
578→12000だじぇ!

②、4引きは最高形テンパイになりますが後は地獄行きの可能性を秘めているまさに地雷のような手恰好なのです。しかも降りようにも安牌はほぼない、手中の4枚が当たり牌という状況。

つまりあの「ちょいタンマ」は迷ったら手が高くなっただけでなく、のちの危険をきっちりかわしきった上で手牌を最高形にしたというまさに最善の一手、至高の一打だったというわけです。

この牌譜は小瀬川白望が「常に最善手を選び続ける」能力を持っていると推察できる名牌譜なんですねー。

しかもね、それだけじゃないのです。これ、東場における片岡優希の異常な強さも表している牌譜なんですよぉ。その説明のためにしろみーのちょいタンマの一打である③打ちまで遡ってみましょう。

この③、実は優希ちゃんの有効牌なのです。しかも間③という急所牌。これをチーすると八を切って手中が⑧⑧⑨4445688という形になります。で、次の巡目にしろみーが引くはずだったラストのドラ⑧が優希ちゃんのツモになります。

これで鳴かなかったときと同じタイミングで11600テンパイというほとんど変わらない打点を維持できたりします。つまり、どう打っていてもその速さと火力が衰えることはないという。恐ろし過ぎる・・・。

あれ?でも相手の手を進める危険があるのに③打つのはしろみーが最善手を選び続けるならおかしくない?

いいえ、あのタイミングで③を切らないともっと悲惨なことになります。先に②を切っていると次のツモで優希ちゃんがドラアンコのイーシャンテンに。で、ドラを引き込んだしろみーが打つ③をチーされて優希ちゃんは同じく11600テンパイになります。

何がまずいのかというと、③を後に切った場合はテンパイになる牌なので100%鳴かれるということ。③を先に切ったからこそリャンシャンテンの優希ちゃんは動かなかったと考えることが出来るのです。

ね?色々考えさせられる牌譜でしょ?

○小瀬川白望の3000・6000

次はこれ。といってもしろみーの678の次の局の話。清澄全国2回戦先鋒戦前半東2局です。

親が流れたものの優希ちゃんにはまたダブリーの手が入ります。ダブリードラ4の跳ね満手のテンパイ。ですが、余剰牌になっていたのは西。そして河には西が3枚並んでいる・・・。

このままテンパイを取ったら四風連打で流局になってしまう。そこで優希ちゃんは手を回します。そして8巡目にこの形でリーチ。

六七567⑤⑤⑥⑥⑦⑨⑨ ドラ⑨

ピンフ、三色、ドラ5という倍満確定の手をリーチ。「ここはダマじゃ済まさない」という言葉から狙いは高めツモ、一発、裏を使っての3倍満、もしくは数え役満ですね。

このときの捨て牌が ⑤西東南①2中八 になっています。おそらく⑤西八が手出し、他はツモ切りだと考えられます。しろみーの言うとおりかなり違和感のあるリーチです。

このリーチを受けてしろみーの手牌が・・・

23①①①⑥⑧七七八八八九 にツモ⑦でテンパイがとれる形。

しかも打牌候補の九はノーチャンスと比較的通りやすそうな牌。ただラストが手出しの八なので安全牌かと言われると微妙なところではありますね。ドラのないこの手で押すことはせずに現物の①を打ちます。

次順にドラの⑨ツモでこれまた現物の八を切ります。さらに次巡に九を持ってきて危険牌の⑥を打ちこの形。

23①①⑦⑧⑨七七八八九九 のテンパイ。「やっとかぁ・・・」

そして次巡、高めの1をツモって「深いところにいたなぁ。ツモ。3000・6000(ピンヅモ純チャンイーペードラ1)」ぐうかっこいい。

でね、この牌譜で何が検討したいかというと何故リーチを掛けなかったのか?です。

リーチさえあれば一発が付いてなくとも倍満ツモ。最善手を選ぶことが出来るのなら即リーの一手な気がします。しかもダマで安めだと3900。打点としては十分ですが折角断トツのトップから削れるチャンスなのに直取りのチャンスを生かさないのはもったいない気がします。

仮説① 能力の性質上「リーチ」が掛けられない。

つまり彼女の能力はその手、その局の最善手を選び続けられるものではなく、来たツモに応じてその都度で最善手を選べるというものであるとする考え方。リーチを掛けてしまうと次ツモからは全部ツモ切りしないといけなくなるのでこの能力が使えなくなる訳ですね。

つまり怜のように1巡先に何が待っているかを見通すわけではなく、最善手を選び続けることでその局に自分にとって理想の形を創り出している。だから、怜のようにリーチ一発とかが出来ない。

これはありそう。それなら彼女が基本凝った手作りをするのにも納得出来ます。リーチが掛けられないから打点を補うために手役に頼っているというわけですね。

仮説② もし「リーチ」を掛けていると他家が一発消しに動いてツモれなくなるため最善はダマだった。

これもありそうです。漫ちゃんの切った牌を姫様がポンすると1sは漫ちゃんにいってしまいあがれません。また、姫様、漫ちゃんのどちらかがチーをした場合1sは優希ちゃんにいくんですが、その前にしろみーは一度何かをツモらなければいけません。これが優希ちゃんの当たり牌、もしくは4sだった場合はダマにしてた方が最善手ですよね。

ちなみに私は仮説②を推したいです。それは前の局の678があるから。あの局の③②⑤という順番の切り方もツモごとに対応している可能性は否定できないものの、さすがに出来すぎな気がします。

それよりも「ちょいタンマ」で沢山ある可能性の中から自分が最も得をする道筋を選んで打っていると仮定した方が自然かなぁと思います。

うーん、難しいですね。もっと牌譜があればよりよい検討が出来るんですけども。

個人戦でも、国麻でも、世界ジュニアでもなんでもいいのでもう一度小瀬川白望を活躍させてください(迫真)

ただ、漫画側は個人戦はないと思うけどね。個人戦の長野予選はアニメオリジナルな訳ですし。国麻と世界ジュニアは原作に伏線があるしね。色んなキャラを組み合わせるなら個人戦よりも同じチームで皆を集めた方がいいでしょ、多分。若干世界戦的なものは前例があるので怖いけどねw

さて、長々なってしまったので今回はここまでにします。次回もそのうちやります。内容としてはおそらく「加治木ゆみの不可思議なチートイ一発ツモ」と「福路美穂子のドラ打ち+α」を扱おうかなと考えてたり。

好き勝手なこと書き連ねるだけですが、期待せずに待っててくださいな。
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