私、輝きたいんです!

タイトル少し悩んだんですよねー。「ホビロン」とか「ぼんぼる」とかあと少しマニアックなところだと「サンナクチ」も候補だったんですが、このアニメを一言で表すとこんな感じかなーって思ったので今回はこれでいきます。

あ、サンナクチ分かんない人はコミカライズの2巻を参照していただければ。コミカライズのはかの有名なホビロンは出てこないんですよぉ(多分)

というわけで今回はアニメ・漫画カテゴリを作った時絶対感想書こうと思っていた3作品のラストを飾る作品、ひとりの少女と周りの人たちの成長の物語『花咲くいろは』の感想をぼんぼって書いていきます。

何故この作品を選んだかというと普通に泣けて笑えて前向きにさせてもらえる良作だったからというのもあるんですが、私元ネタになった温泉街にいったことがあるんですよね。アニメの放映後に。さすがにぼんぼり祭りにはいけてないですけど。痛絵馬とか普通に一杯ありましたね。あーいうの書ける人凄いと思うわ。

・・・ただ、一応言っとくとアニメで町おこししてる場所限定でね?仙台行った時のレッツパーリィ率は異常だった。若干引きました。絶対伊達正宗驚いてるって。え?何?これ俺なの?的な。

脱線しました。戻しますよー。はい、では早速作品をざっくりと紹介していきましょうか。

東京で母と二人暮らしをするごくごく普通の女子高生だった松前緒花は母が男と夜逃げをすることになり、石川県で母方の祖母が経営する旅館「喜翆荘」に預けられることに。「働かざる者、食うべからず」と祖母である四十万スイに言われ、成り行きで喜翆荘の仲居として住み込みで働きながら高校に通うことに。初めは戸惑いながらも持ち前の前向きさで徐々に周りと打ち解けていく緒花。これは彼女と彼女を取り巻く人たちの成長の物語。・・・こんな感じですかね。

うーん、アニメというよりドラマみたいなあらすじだね。実際この脚本でNHKの連ドラにされてても多分問題ないんだろうなあと思えるような内容でしたねー。

緒花だけでなく周りの人間も彼女の言動、考え方に感化されて多かれ少なかれ影響を受け、成長していくというのも見どころの一つですね。なので、一応単純なキャラ紹介でも。ただ、長くなってもあれなので一言つけてくだけにしますけどね。

松前緒花 主人公。色々悩みながらも一生懸命前に進もうとする子。

鶴来民子 喜翆荘で住み込みで板前修行中の緒花の同級生。勝ち気。「ホビロン」の人。通称みんち。

押水菜子 緒花の同級生。喜翆荘でアルバイト中。引っ込み思案。でも毒舌。通称なこち。

和倉結名 ライバル旅館「福屋」の一人娘。今時の女子高生って感じ。ある意味一番常識人。

まずこの4人が大体の主要メンバーになってます。で、さらに喜翆荘従業員組が・・・

四十万スイ 夫に先立たれたあと一人で喜翆荘を支えてきた人。緒花の祖母。女将さん。厳しい。けどなんだかんだ一番優しい人。ある意味主人公。

四十万縁 緒花の母の弟。姉に対してコンプレックスあり(いや、シスコンってわけではないよ、もちろん)。脚本上最も可哀そうな扱いをされた人。スイ「旅館経営に向いてない」

宮岸徹 板前。青年。みんちが思いを寄せる。が、だんだん緒花に惹かれていく。いい人だけど空気が読めない。

富樫蓮二 板前。渋いキャラ・・・なのは最初だけでだんだん化けの皮が剥がれていった人。ある意味一番可愛い。

輪島巴 仲居頭。いい姉貴分?でも恋愛に飢えています。

次郎丸太郎 自称(官能)小説家。払えなかった宿泊費を返すために喜翆荘で働くことに。

助川電六 喜翆荘が出来た当初からいる従業員。喜翆荘の良心。

川尻 崇子 経営コンサルタント。従業員に嫌われていた・・・が、話が進むとかなりの良キャラに。

で、最後にこの人達もも紹介しとかないとね。ある意味一番重要キャラやし。

松前皐月 緒花の母親。ライター。1話のダメ母ぶりからは考えられないほど作中で最も有能なキャラ。スイからは勘当されていたが、実は最も頼りにされている?

種村 孝一 緒花のボーイフレンド。考ちゃん。1話で緒花に告白。返事貰えない。会えない。そもそも出番貰えないという不憫なキャラ。だけど作中ではかなーり重要キャラ。

キャラ紹介初めてやったけど長くなるね、これ。ただいろはは(ちなみに公式の略称は「花いろ」)人間関係がかなり重要な作品なので一応ね。

ではでは詳しく触れていくよー。

●1クール目前半(1話から7話)

緒花ちゃんが喜翆荘に馴染んでいくまでを描いています。最初は嫌々やっていた仕事にも慣れ、段々周りの人と打ち解けていきます。ちなみに、「私、輝きたいんです」とか「ホビロン」とかの名言は最初の方に出てきます。

キャラの顔見せ回の意味合いが強いですね。一応ほとんどのキャラに焦点が当たります。そのため基本1話完結のショートストーリーって感じですね。

ただ、いろはの場合何度も言ってますが出てくる人皆の成長物語なので何気ない日常を描いているこの前半部分が実は一番しっかり観ておかなければならないシーンな気がします。ここで出てくる登場人物たちが最終回までにどう変わっていくのか・・・乞うご期待。結構伏線があったりするしね。

●1クール目後半(8話から13話)

ここで絡んでくるのが考ちゃんと皐月さんなのです。話が一気に動き出します。

まず考ちゃんについて。1話で緒花に告白したにも関わらず未だ返事がもらえない考ちゃん。メールでやり取りをしているものの緒花にとっての自分の立ち位置はどういったものなのか分からずに悩みます。で、会いにいこうと・・・するんですが、結局会えずじまい。しかも別の男(徹さん)と一緒にいる緒花を目撃。彼の悩みはさらに深みに嵌まっていくことに。

まあ、予約やらアポやらとらずに出掛けた考ちゃんが悪い気もしますけど。

そしてママこと皐月さんにも焦点が当たります。なんと喜翆荘の所属する湯乃鷺温泉について雑誌で酷評。その真意を確かめるため東京に向かう緒花ですが・・・

ここで待ってるのが考ちゃんとのやり取り。彼女の中で考ちゃんがどんなに大切な人物かを意識し始めた緒花。一方距離を感じてた考ちゃん。ふたりの思いはすれ違って・・・

さらに皐月に喜翆荘がどんなところかを知ってもらうため誘拐?計画を企てる緒花。追いかけてきた徹さんとみんちと共に皐月を喜翆荘に連れていくことに成功します。

で、1クール目のラストは祖母、母、娘という3人が和解に近付くという形でエンド。完全に和解してないのがポイントといったところですかね。

これだけみると皐月さんが酷い人に見えますが、実際に観ていただければこの方が実は超有能な人物であり、それなりに色々考えて物事を判断し、行動してるのが観てとれるかと。

●2クール目前半(14話~20話)

前半戦は緒花というよりも他キャラに焦点を当てた話が続きます。修学旅行(結名回)とか普通の女子高生らしい放課後(なこち回)とか学園祭(みんち回)とかね。そんな中で一番大きな出来事が喜翆荘で映画を撮ろうという計画。これが後々に繋がる重要な伏線回だったり。

1クール目前半と同じくどちらかというと顔見せに近い部分ですね。ただ、伏線というか最終回に繋がっていく大事な描写が多々当たったりします。そして、2クール目後半が結構重い話になっていくので結構貴重な息抜きの出来る部分でもあります。

民子姫かわいいよとかなこちと結婚したいとか結名ちゃんペロペロみたいな人には一番勧められる部分だね(ニッコリ

●2クール目後半(21話~最終回)

ここから最終回に向けて一気にまくしたてるようなエピソードが連発します。要約しちゃうと・・・

スイ「次のぼんぼり祭りで喜翆荘は終わりにする」

って感じ。最初は何いってだこいつって感じなんですが話が進むごとに女将さんも色々考えての結論なんだなぁと分かってきます。というか、縁の扱いが・・・。確かに有能とは思わないけどさ。

当然従業員は皆反発。女将さんVS喜翆荘の従業員という構図が出来上がります。緒花も最初は反発していたんですが従業員で唯一女将さんの本当の意図を聞かされたためどっちつかずの立場に。

女将さんに対抗するためそれぞれが躍起になる喜翆荘の面々。が、どこか余裕がなく。というかここまでくると「まともなの緒花しかおらんやんか」って感じに。事情を知れる視聴者は結構イライラするかも。ただ、登場人物たちはその事情を知ることが出来ないので仕方ないんだけどね。

これで本当に喜翆荘らしいおもてなしが出来るのか?緒花は悩みます。でも、やっぱり彼女らしく行動に移していきます。緒花の行動によって再び歩み寄る女将さんと従業員。皐月も駆けつけ、物語はぼんぼり祭りへ。

考ちゃんとの関係にも一応の決着を付け、盛り上がりを見せる中ラストシーンへ。雑巾がけをする緒花。1話と比べると彼女の成長が観てとれる名シーン。そして女将さんと緒花の会話へ。これが泣けるんですよぉ。喜翆荘の責任者として、そして緒花の祖母として緒花に語りかける女将さん、喜翆荘の従業員として、そして孫娘としてそれに応える緒花。その描写も相まってあまりに美し過ぎるシーン。

こんな感じですねー。少し「えっ?」ってなる展開がなかったわけではないんですが26話通してみると素晴らしいストーリーだったと思います。

あと、田舎の温泉街という自然一杯の舞台を生かした描写。ホントに綺麗でした。主題歌もよかったよね。地元側が協力的だったのも物語に深みを与えています。アニメ発祥で本当にぼんぼり祭りやっちゃったんだから。金沢市内の描写とかも細かかったみたいですし。

それにしてもああいうのですぐ場所を特定する人たちってやばいですよね。ほんの1,2日であの場面の参考になってる場所はここみたいなのを特定しますからね。警察とかに入ればいいのに。

うん、こんなとこですかね。いわゆる聖地ですが湯涌温泉というところですが、そんなに大きな温泉街でもないんですがなかなかいいところなので是非機会があれば行ってみてくださいね。

ではでは、いつまでも色褪せることのない名作アニメ、是非是非観てみてくださいね。

来年の映画ちょーたのしみだよー。
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