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四季 秋そして冬

彼が紡ぐ物語は孤独な彼女によって繋がる、ひとつになる。

彼はもちろん森先生。彼女は当然四季ですねー。というわけで四季の後半2作についてやっていきます。ですがその前にこれだけは言っとかないといけないのですよね。

本作、とくに秋と冬は森先生の他作品を読んでることが絶対条件になってたりします。で、ネタバレ回避は絶対無理なので今回は自重しません。多分ネタバレ満載になってしまいます。ただ、私自身がちゃんと理解し切れてないのでおそらく本作を未読の方が今から書く感想を読んでもなんのこっちゃ分からんと思われます。

ただ、これは春夏と秋冬の感想を分けた最大の理由なんですが・・・

『すべてがFになる』を未読の方は致命的になるネタバレを含む可能性があるので絶対に読まないでください!








  


はい、申し訳程度の空白ですが・・・先に進めましょうかね。

『四季 秋』

妃真加島の事件から数年、幾度かの四季との接触は西之園萌絵、そして犀川創平に大きな影響を与えた。萌絵は思う。犀川にとって四季はどんな立ち位置にいるのか。いつか四季が犀川を連れて行ってしまうということがあるのではないだろうか。そんな中ひょんなことから犀川は孤島の研究所に残された天才の真意に気付く。2人は彼女と再び対峙する決意をする。・・・こんな感じかな?

はい、秋は他とは少し変わっていて基本的には萌絵ちゃん目線で話が進みます。立ち位置としてはS&Mシリーズの真の最終回みたいな感じになるのかなと。

なお、秋を読む前に読んでおくべき作品は『すべてがFになる』『有限と微小のパン』そして・・・『捩れ屋敷の利鈍』です。あ、あとXシリーズも手を付けておくといいかもです。というか偽名多過ぎるよあの人・・・。

前回簡単な時系列を書いたかと思うんですがVシリーズの作品にはひとつ例外があってそれが『捩れ屋敷の利鈍』となります。この作品は萌絵ちゃんが出演していたりするS&Mの後という時系列にあたります。これを読んどかないと私みたいに混乱します。一番いいシーンが楽しめなかったりします。今凄い後悔してます・・・。

まあ、例によってネットフル活用して足りない知識を埋めつつ読んだんですけどね。

秋は視点が萌絵ちゃんであることから今までよりもさらに森作品読者へのご褒美的な展開が多々あります。正直森作品ファンは秋だけ単独で読んでもめちゃくちゃ楽しめるかと。様々な人、物が絡み合う展開だからね。

というちょっと気楽に読めるテイストの秋と打って変わって冬は凄く難解な物語に。ひとつの物語が終わるのではなく、繋げた最終章といった感じ。というわけで・・・

『四季 冬』

「私は、最近、自分がようやく大人になったと感じています」頭脳明晰なのは子供の方。人は頭が悪くなるから大人になる。子供の方がずっと難しい。大人は単純。自分とは何か。人とは何か。世界とは何か。天才が感じる孤独。ひとつの彼女自身にも関わる事件を通して語られる天才の真実。・・・こんな感じ?

はい、なんのこっちゃ分かりませんね。大丈夫、このあらすじ書いた私が何を言ってるのかまったく持って分かってないんだ。四季の春夏秋と読んできたけど前の3つが比にならないくらい難解な物語。

というか哲学なんだよね。自分の周りのものが実在してるとどうしていえるのか?とかそういう人間ってどうして存在するのか?そもそも存在って何か?みたいな問答を彼女の過去の記憶を手繰りながらしていく感じだから。

さて、一応ですが本作を読む上で先に読んでおきたい作品は『すべてがFになる』『有限と微小のパン』及び百年シリーズです。

Fになるはまあ当然として『有限と微小のパン』は読まないとエピローグの意味が分からないまま終わってしまうっぽいですね。ごめん、私もまだ読んでないのでなんとも言えないけど・・・。

百年シリーズは本作と関わりがある、というか百年シリーズの根幹の話が本作っぽいですね。明言はされていませんが四季の物語と百年シリーズは繋がっているようです。あれ?ということは百年シリーズのあのキャラクターって・・・?という話に繋がるんですけどこれは次の作品を待とう、うん。

でね、冬は秋から約100年経った世界を描いていたりします。少女は100年経ってようやく大人になったのですが・・・。ものすごく分かりづらいです。四季目線で話が進むんですがこれが一番やっかい。彼女は物を忘れることがないのですぐに過去の出来事の思いを馳せてしまう。しかも彼女は他人の人格を彼女の中に取り込むことが出来る。その人格を創り出し会話をすることが出来る。だから難しい。

これは過去の出来事?それとも彼女が創り上げた会話?実際に起きていること?それとも想像の世界?

プロローグですら謎ですからね。あれは本当にあった出来事?それにあの「犀川」は一体誰?という問題。答えを知ってるのは森先生だけなんでしょう。もしかしたら答えは用意されてないのかもしれないけれど。

うーん、これ以上続けても何も書けそうにないので最後に一言だけ。

「よくわかりません」

この言葉がこの感想の締めにもちょうどいいのかもしれませんね。



・・・はい、というわけで感想を書いてみましたけど自分でも書いててなに言ってるんやろうと。難しかったぁー。というかですね、おそらく前提条件となる作品をほとんど読まずに触れていい作品ではなかったです(笑)

というかこんな状態でこの作品の感想書いてる人って結構珍しいのでは?普通は途中でやめちゃうだろうし。

そうですね、いずれきちんと読み終えたとき、もう一度戻ってこれればいいなと思っております。とはいえ本当に難解な作品なのでそれらを読んでも理解できないかもしれませんが。それでももう一度読みたい、そう思える作品でした。

ではでは森先生の世界ををひとつに繋ぐ本作、是非読んでみてはいかがでしょうか?
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