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人格転移の殺人

┗(^o^;)┓SFかな????wwWwWw┏(;^o^)┛ミステリかな????wwwWWww(´・`;) こ…これ…これは…………だあああああ ┗(^o^)┛WwwWWww┏(^o^)┓ドコドコドコドコwwwww

何かは伏せておきますが。面白みが半減するからね。あ、あとドコドコぼっとさん勝手ですがコピペさせていただきました。なんとなく今回はこれが一番ハマリそうだったから。パクリだけどパクツイではないから・・・(震え声)

はい、というわけで今回は西澤保彦先生の『人格転移の殺人』です。たまたま目につき易いところにおいてあったのと森博嗣先生が解説を書かれているということで購入決定。この解説も森先生らしいものなので一見の価値ありですね。

まあ、当然のことミステリのつもりで手に取ったんですが、第一章で設定が明らかになるんだけど思いっきりSFだったよね。「人格転移」ってなんか脳の移植手術的なことをして・・・みたいな東野圭吾先生の『変身』みたいなイメージを持っていたんですよね。まさかの圧倒的SFだったわ。だって「人格転移」自体のメカニズムは結局解明されずに終わるんですもの。

にも関わらずミステリしてるんですよね。設定がSFの本格ミステリですね。ミステリにSF要素なんて足したら成り立たない気もしますけどね。だって犯行の形跡がないのは犯人が宇宙人だからだとか言われても困りますし。ただ、これはしっかりとしたミステリでした。あくまで設定にSFを使っているだけで。

でも、最終的なオチはミステリではないんですよね。しかもSFでもないんですよ。このへんは読んで確かめていただければ。

というわけでそんな不思議な本作の作品紹介~。

第二の都市(セカンドシティ)・・・そう呼ばれるアメリカが抱える国家機密。それはおそらく宇宙人が残した装置。部屋の中に複数人で入ると人格転移が起きてしまうというもの。一度人格転換に遭ってしまったものは一生抜け出せない、仮面舞踏会(マスカレード)という現象から。それは突然人格が転移する現象。いつ起きるかは予測不能。1時間で転移が起きることもあれば、数年間まるで起きないこともある。そんな国家機密に偶然関わってしまい人格転移されてしまった複数の男女の間で惨劇が起きる。・・・大体こんな感じかな?

はい、まあ分かりにくいよね。上の文章で人格転移のシステムが理解出来たら凄いと思うわ。なので一応付け加えしときますね。正直私もちゃんと分かってるかと言われれば自信ないんだけどね。

〇まず二人で同時に部屋に入ってしまった場合

人格転移は二人の間で起き。マスカレードごとに二人の間で人格転移が起きる。

〇3人以上で同時に部屋に入ってしまった場合

人格転移は入った人全員の間で起きる。この時の法則として部屋のどこにいたかで人格転移の順番が決まる。マスカレードもその順番ごとに起きる。もっと簡単に言うと円みたいになってて時計回りに人格が回っていくと考えれば大体大丈夫かと。

A(A) B(B) C(C)という順番だったとすると・・・  なお()内が人格

1回目で A(C) B(A) C(B) ってなり次のマスカレードでA(B) B(C) C(A) って感じになって次で元に戻る。ただしそこで止まらずに死ぬまで続く。

で、こっからが重要なことなんだけどもし誰かが死んでしまった場合死ぬのはその肉体とそれに入っていた人格ということになる。で、死んだ者は飛ばしてマスカレードが起きるという感じになります。

拙い説明で分かりづらいかもだけどこんな認識で大丈夫。そしてなぜ「殺人」が起こったかがこれで分かるかと思われます。つまり、自分が元の肉体にいるときに同時に部屋に入った人間を皆殺せば一人は助かるんだよね、これ。

これは本作を読めば分かるし、少し考えれば分かることなんだけどいつ人格転移が起きるか分からない人間が通常の生活を送ることは出来ないんだよね。だからこそ、皆殺して元に戻るという発想が生まれるんだけども。

ただ、作中の登場人物が言っているように全員皆殺しなんて発想は出てきても実行できないのが普通。なぜか?人格転移がいつ起きるか分からないから。AがBを殺そうとしたとしよう。でも、即死はさせられなかった。ここでマスカレードが起きたら?死ぬのはBの体に入ったAの人格ということに。そう、あまりに危険過ぎるんだよね。

でも作中では殺人が起きてしまった。まあ、これには複数理由があるんですがそれは読んでからのお楽しみということで。ただ、そのうちのひとつは酷過ぎやけどね。どういう風に酷いかというといわゆるなんJ民といわれる人たちが(意味深)とかやっぱり~じゃないかとか(察し)とかいう言葉を使う感じの理由だったり。

脱線したねー。個人的な感想としてはSFとしても面白いしミステリとしても相当なレベルの作品ですし(ただメイントリックは気付けるかも)ラストの描写もかなりいい出来だと思います。

人格転移なんてものに巻き込まれ、しかもその後そのメンバー間で殺人が起きるという異常事態。でもラストは救いのある終わり方をするんですよね。上手いし巧い。そんな感じ。

キャラクターも素晴らしかったです。一応殺人の動機が一人だけになれば救われるという設定があるので登場人物はかなり少ない部類なんですがひとりひとりが魅力的です。もちろん「人格」に焦点が当たるようなお話だからキャラクターが弱いと話にならないっていうのもあるんですけどね。

多分ですが、初めは超マイナス評価なのに最後までいくと好きになってるキャラとかが出てきます。まあ、受け取り方は個人差があるので絶対とは断言できませんけどね。

うん、こんなところかな。あ、一応最後に気になったところに突っ込んでみようかな。

「国家機密なのに管理が杜撰過ぎるだろっ!!!!!!」

本を正すと殺人の動機どころか一般人が巻き込まれたこと自体がこれに尽きるような(笑)

ではでは一風変わった超機械系ミステリ、是非是非一読してみては?
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