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【SSS】淡「選抜最強戦、予選B卓?」

東2局

大星 淡      18000
小瀬川 白望    38000
神代 小蒔     22000
福路 美穂子    22000

恒子「小瀬川選手の跳ね満ツモスタートォ――――ッ!!!!予選B卓は早くもヒートアップ!!!さあ、独壇場か、打撃戦か、それとも技術戦か・・・まったく先の見えない展開になっております!!!!」

健夜「先ほどのA卓とは違った展開になりそうですね」

恒子「え、なんで?似たような構図じゃない?」

健夜「そうだね。他家に干渉する支配を持つという点で天江選手と大星選手は似ていると思います。ですが、これ違うタイプの支配なんですよね」

恒子「ふんふん、それは興味深いですねー」

健夜「天江選手は自身の和了を邪魔させないために相手にテンパイを入れない、もしくは入れても自分の和了がほぼ確定する場を作るという能力です。通常手順で打つとテンパイすらままならない圧倒的支配です」

恒子「そうだね。A卓はまさにこの支配VS他3人って感じだった」

健夜「一方大星選手の支配はここまで強くありません。彼女の場合干渉するのは配牌のシャンテン数のみなので、テンパイを防ぐというわけではありません。この他家との干渉だけなら天江選手の方が上ですね」

恒子「なるほどねー。さすがに全国に名を馳せる打ち手ですねー」

健夜「とはいえ、大星選手が天江選手に劣っているかというとそうでもないんです。彼女には、ダブリー能力があるからですね」

恒子「確かにあれはえぐいですねー」

健夜「圧倒的な手数。火力。他家にハンデを背負わせ、自分はテンパイスタートだからね。ただ、この面子だと厳しいかもしれません」

恒子「え、なんで?」

健夜「和了巡目が今のところ固定されてますからね。その巡目に照準を合わせて打ち回して和了りきれる打ち手が揃っている卓ですので」

恒子「なるほどね」

健夜「大星さんが自身の優位に気づけると面白いんですけどね」

・・・・・・

~1巡目 ドラ 八 ~

白望(上手く和了って親だけど、今のは福路が出てきてないから…)

白望(まだまだ先が読めない、かなぁ)

白望(だるいなぁ)

小蒔(ううう、また配牌悪いです・・・)

小蒔(でもでもめげずに頑張りましょう)

美穂子(さて、前局で分かったこと)

美穂子(牌譜通り大星さんの和了巡目は決まっているということ)

美穂子(それならその巡目までに間に合うように手を進めて、最悪他家のアシストに回ればいい。出来れば、ここで一回決めたいのだけど)

淡(もう一回試すよー)

淡「リーチ」ゴゴゴゴゴゴゴッ

②③④⑧⑧⑧一一二三789

白望(また、ダブリー。はぁ・・・だるい)

白望(まあ、与えられたもので戦うしかないのだけど)

~7巡目~

美穂子(さて、ここまで来た)

22245四五六八八④⑥白 ツモ 

美穂子(ムダヅモなくストレートにタンヤオ三色含み)

美穂子(天江さんと違って、配牌以降は普通に手が進むのはありがたい)

美穂子(ただ、出来ればこの形じゃない方がいい)

美穂子(今回は右12。11巡目がデッドライン)

美穂子(もうひとひねり欲しいところなのだけど)

淡「……」タンッ

白望(ん、いつもなら迷わないところで手が止まった)

②③④46三四五七八八南北 ツモ 六

白望「ちょい、タンマ」

白望(本来であれば、字牌を切ればいい場面)

白望(ドラの亜両面を切る選択肢なんかないんだけど)

白望(うん、決めた)打・八

美穂子「ポン」

22245四五六④⑥ 八八八

美穂子(和了の確信がない面前テンパイよりも)

美穂子(ここは、確実な満貫を取らせてもらいます)カイガン

美穂子(ごめんなさいね、神代さん?)打・5s

小蒔「ぽ、ポンです」

455五五⑤⑤⑤西西白白白 

小蒔(て、テンパリましたぁ。これなら打点十分です)打・4s

美穂子「…ロン」パラッ

美穂子「8000、です」

2224四五六④⑥ 八八八

小蒔「あう・・・」

淡(ま、また和了られた!?)

淡(うそでしょこの人たち…私の支配を苦にしてないの?)

白望(跳ね満まである面前テンパイを待ち変えのために鳴き、かぁ)

白望(ドラ打ちは不正解だった?いや、大星の和了阻止と考えとこう)

・・・・・・

恒子「決まったァ!!!今度は福路美穂子が華麗に和了り切る―!!!」

健夜「今のは素晴らしい打ち回しでした。おそらく、5sを打てば4sを拾えることまで確信しての一打。さすが、長野を制した打ち手です」

恒子「大星選手はショックを隠せてませんね」

健夜「まだ一年生ですからね。上級生にここまで華麗にやられると厳しいのかなと思います。ただ、神代選手が動かないうちは…」

恒子「うちは?」

健夜「この戦いの鍵を握ってるのは間違いなく大星選手です」

恒子「じゃあ、このままじゃ終わらない?」

健夜「ええ、あの宮永照の後継者ですからね」

・・・・・・

東3局

大星 淡     17000
小瀬川 白望   38000
神代 小蒔    14000
福路 美穂子   31000

淡(なるほど。大体分かったよ)

淡(でもでも、インハイから私が何も学んでないと思ったら大間違いだかんね。それを、教えてあげるよ)ゴゴゴゴゴゴゴゴッ

小蒔「……」タンッ

美穂子「……」タンッ

淡(さて、どうやって料理してくれようか)

一二三八九②②②⑦⑦456 ツモ6

淡(さすがにここでダブリー打つほど自惚れてはないよ)

淡(相手の力を認めたうえで、最善を尽くす)

淡(それがテルーの教えてくれた麻雀だから)打・八

白望(ダブリーじゃない…かぁ)

白望(でもなんでだろう。こっちの方がやっかいそう。だる)

美穂子(なるほど。さすが、大星さんですね)

小蒔(よ、良かったぁ。ダブリーじゃないんだぁ)

・・・・・・

恒子「テンパイを外したァ―!?どうしたんだ、大星淡!!!」

健夜「やっぱり」

恒子「へ?」

健夜「ここからが本番ですよ、この半荘」

・・・・・・

淡(さあ、どんどんくるよー)

一二三九②②②⑦⑦4566 ツモ四 打・一

二三四九②②②⑦⑦4566 ツモs 

淡「リーチ」

白望(3巡目、リーチ?)

白望(そっか、それはそうだよね)

美穂子(大星さんはテンパイスタート。私たちは和了に最速でも6巡掛かる。ダブリーなら実質角までの猶予があったのだけど)

美穂子(100%じゃなくなった代わりに、和了巡目も予想が効かない)

小蒔(リーチ、ですか。が、頑張って追いつきます)

・・・・・・

健夜「そう。この方法であれば小瀬川さんも福路さんも抑え込めます。和了までの猶予が分からない分これまでのような打ち回しは出来ない」

恒子「ということは、勝つのは大星さん?」

健夜「それは一概には言えないけどね。ダブリーの待ちを外しているってことは100%和了牌があるって状況を外してるわけだし」

恒子「なら、ダブリーした方がいいんじゃ」

健夜「でも、これなら自身に掛けている縛りもなくなるから勝率は大星さんの方がかなり大きくなるんですよ。そして、さらに・・・」

恒子「さらに、何?」

健夜「この攻撃は待ちを読むことが極端に難しいんです」

・・・・・・

~10巡目~

小蒔(安牌がなくなりました…)

小蒔(う、ううう・・・これで)打・7s

淡「ロン!」

淡「裏は…1枚だね。8000点ちょーだい」

・・・・・・

恒子「今度は大星選手に満貫和了ァ――――!!!」

健夜「これで先が読めなくなりました」

・・・・・・

東4局

大星 淡     25000
小瀬川 白望   38000
神代 小蒔    6000
福路 美穂子   31000

~1巡目 ドラ四~

美穂子(うーん、これはちょっと厳しいかしら)

美穂子(大星さんのこの打ち方、私は相性が悪すぎるわ)

美穂子(なんて言ってても始まらない。とにかく進んでみましょう)タンッ

淡(さて、この打ち方には対応しきれないみたいだね)

淡(どんどんいくよー)ゴゴゴゴゴゴゴッ

四五六567999④④⑧⑨ ツモ⑥ 

淡(⑨外してテンパイ取る?)

淡(ううん、それだと捨て牌に傷を作ることになる)

淡(どうせ外すテンパイ、なら…)打・⑧

~5巡目~

淡(きたきたー)

三四五六567999④④⑥ ツモ⑤

淡「リーチ」

淡(最高のテンパイになった。角での和了を見つつ、待ちも読ませないくっつきテンパイ。さあ、これはかわせるかな、おねーさんたち?)

白望(だるい、なぁ)

美穂子(うーん、厳しいですね)

・・・・・・

~8巡目~

淡(うーん、さすがの私もすぐツモってわけにはいかないね)タンッ

白望(ん、ようやく引いてきた、かぁ)

白望(最終形だと思うんだけど)

一二三123①②③⑥⑨⑨⑨ ツモ⑦

白望(一応、ダマで)打・⑥

小蒔「……」タンッ

美穂子(テンパイ、ですか)

二三四四五234②③④⑥⑦ ツモ⑥

美穂子(巡目が早いのもあるけど、小瀬川さんは上手く理牌の癖を隠してて読めないし、大星さんもくっつきテンパイな以上読めない)

美穂子(ここまで『見えない』のも久々かもしれない)

美穂子(うん、でもこの局は進むって決めたから)打・⑦

白望(そっち、かぁ)

白望(ってことは私の和了では、ないね)

淡「ロン」

淡「裏乗る日だねー。いつもより乗ってないけど」

淡「5200だよー」

美穂子(振った。うん、大丈夫。助かったかな)

美穂子(テンパイ外して同じ待ち。上手くやられた)

美穂子(それでも今の振り込みには意味がある。くっつきテンパイだけど、なんとか癖は盗んだ。そして小瀬川さんの打ち筋も観れた)

美穂子(って、本来ならいきたいところなんだけど)

美穂子(そろそろ起こしちゃった、いや、眠らせちゃったかな?)

白望(…っ!?)ゾクッ

白望(ここで来るのか、神代小蒔)

白望(どうやら打ち筋をじっくりとみられてしまったみたいだしここから先はもっときつくなりそう…うん、だるいなぁ)

淡(さて、眠れる獅子じゃなくて眠った獅子が相手…)

淡(楽しませてくれるんだよね、コマキ?)

小蒔(……)

小蒔(……)

小蒔(……)ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ

・・・・・・

恒子「またまた大星淡!!!華麗に5200の和了です」

健夜「ええ、ただ対応型の打ち手は手の内を見せすぎるのは危険ですからね。ここまでは福路選手は大星選手に苦戦してたようですが」

健夜「ここからの状況分析・打開能力が彼女の強みです」

恒子「このままやられるわけないと」

健夜「ええ。ですが、その前に」

恒子「その前に?」

健夜「現2年生3強の一角が、目覚めてしまったようですね」

恒子「というと、次は点棒のない神代選手が来る、と?」

健夜「おそらくですが」

・・・・・・

ってな感じに書いてみましたー。淡ちゃんがダブリー崩して違うテンパイで勝負するようになったら脅威だと思うのです。もちろん、ふつうの相手にはダブリー連発で圧倒出来ちゃうと思いますけどー。

で、本来であれば次回はこの続きなのだけど…

諸事情で、違う記事やります。うん、察しはつくよねー。

ではでは、次回もお付き合いいただければ(ぺっこりん
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