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【SSS】まこ「選抜最強戦、1回戦予選A卓?」

恒子「さあ、始まりました。全国高校生選抜最強戦ィ――――!!!すこやんが選りすぐった16人が卓上でぶつかり合うっ―――――!!!」

健夜「まさかこの企画が通るとは、正直私も予想外でした」

恒子「日本最強の雀士はコネも優れているということですね。多方面から圧力掛かったと番組スタッフが嘆いていましたからねー」

健夜「そんな嘘いきなりほうり込まないでっ!」

恒子「さすがに小鍛治プロのひと言となれば、カラスは白に、ポストは青に、業界人は今の仕事投げ出して番組制作をさせていただきますっ!」

健夜「風評被害甚だしいよっ!!!!」

恒子「さて、今回の出場選手はさきほどのVTRで紹介させていただきましたが、ここでもう一度ルールを振り返っておきましょう」

健夜「なんで毎回毎回急に真面目なトークになるのっ!?」

恒子「予選、準決勝、決勝共に全て1半荘勝負っ!!!超短期決戦、何が起きるか分からないっ!今日、女王の座に輝くのは誰だっ!!!」

健夜「1半荘勝負なのでポイントは度外視。25000点持ちですが、完全順位戦となりますね。ダブロンはなし。流局は基本的に全て採用。パオは役満確定及び大明槓ツモ和了時に発生するルールです」

恒子「赤は1枚ずつ入るんだってね。この辺はどうしてなのかな?」

健夜「インハイのリベンジをと考えている子もいるだろうからね。なるべく、インハイに近いルールにしようかなと思って、ですかね?」

恒子「まあ、基本普通のルールでやるってことだね。特にこのルールには意味はない感じですね。さすがにこのレベルになると」

健夜「いっこだけ気になるのはあるけど、まあ、そうだね」

恒子「さて、ではでは、いきなり予選A卓にいってみましょうか?」

健夜「行かない手は、ないよね」

恒子「予選A卓はこの面子だァ―――――――――――ッ!!!!!」

健夜「いきなり好カードですね」

恒子「卓上を歪め、鮮やかに染め尽くす―――清澄高校2年、選抜されていた同校の竹井久選手が辞退、そして推薦されたダークホース。染谷まこ選手が先陣を切って入場ォ―――!!!東家スタートですっ!!!」

健夜「先日のインターハイでは特殊な選手に翻弄されたという印象でしたが、相手が実力者であればあるほど本領を発揮する技巧派雀士ですね」

恒子「南家はこの人。変幻自在、その打ち筋、天衣無縫・・・一巡先を視る者。今宵、彼女が見通すのは血塗られた蹂躙劇か、幸せな未来か、それとも・・・――――――千里山高校3年園城寺怜選手ですっ!!!」

健夜「染谷選手と同じタイプの完全対応型の打ち手です。1巡先を視ると言ってもこれが困難。様々な情報を的確に使いこなす策略家ですね」

恒子「その火力、圧倒的。その打ち筋、一騎当千。何もさせない。何も出来ない。何も残らない。そこにあるのはただ、闇の中に微笑みながら立ち尽くす、一人の少女―――――――――西家は天江衣選手ですっ!!!」

健夜「前の二人とは全く違う圧倒的な支配と火力で蹂躙する、火力型雀士。打たせず、打つではなく、打つことをさせずに打つ。そんな打ち手」

恒子「予選A卓最後の一人。鉄壁の防御。一転、針を縫うかの如く。最強の矛と盾。神が宿りしその武器を操りしは、名門を束ねる女帝―――千里山高校3年、部長。清水谷竜華が卓上を華麗に舞います。」

健夜「奇しくも同門対決ということになります。矛の方は園城寺選手由来のものではあるのですが、その後の練習で直対でも問題なく使えるとか。ベースが対応型、ある局のみ火力型になる二面性を内包する選手ですね」

恒子「面白い戦いになりそうな面子ですね」

健夜「そうですね、開幕カードにふさわしい面子だと思います。おそらく天江選手のペースで進むでしょうね。押し切るのか、それとも、支配から脱却し、一瞬で差し切るか・・・そういう戦いになると思います」

恒子「それでは、さっそく開局といきましょう」

健夜「楽しみですね」

・・・・・・

まこ「よろしゅう」

怜「お手柔らかに頼むでー」

衣「さあ、楽しませてもらおうか」

竜華「よろしく。あ、怜は無理しすぎたらあかんでー」

怜「ほどほどにやるから大丈夫や」

まこ(さすがにわしじゃ格落ち感は否めんが、やるしかないかの)

怜(勝ち残るつもりならダブル、もしかするとトリプルも必要かもしれへんなぁ。天江、竜華はもちろんのこと・・・)

竜華(無極点はともかく、枕神怜ちゃんは怜、衣ちゃんには最強の矛かもしれへん。が、それもこの子の前やときついなぁ)

衣(未来予知・・・か。威風堂々な二人。いきなり楽しめそうだ。だが、当面衣が警戒しないといけないのは・・・)

まこ「ん?なんじゃ?わしの顔に何かついとるか?」

竜華「いや、なんでもないで」

怜(清澄。うちの一巡先もかわされかねない。竜華の枕神も、や。それにもしかすると天江衣の支配すらかわしきってまうかもしれへん)

衣(未だ未知数。だからこそ、戦局の鍵を握っているのは…)

竜華(間違いなく、染谷さんやな) 

~ 東1局 ドラ二 ~

東家 染谷まこ 配牌 123599①③⑥六八東西北

まこ(3シャンテン、じゃ。じゃが、厳しい形になっとるの)

まこ(ま、わしはわしの最善を尽くすだけじゃ)

南家 園城寺怜 配牌 4②③④⑤⑧⑧⑧三四四八中

怜(こら、好配牌やな)

怜(ただ、天江が卓にいる状況じゃ絵に描いたモチな気もすんけどな)

西家 天江衣  配牌 78④④⑤⑥⑧二二四七八

衣(ふむ、なかなか)

衣(だが、周りからも確かな気配を感じる…楽しそう、だ)

北家 清水谷竜華 配牌 1⑤⑦一三四七九東東發發中

竜華(役牌2トイツ…ただ、素直には喜べへんな)

竜華(怜ちゃんはまだ封印や。まずは、全力で様子見、やな)ゴッ

恒子「ファーストコンタクトっ!最初の配牌は天江衣、園城寺怜が一歩リードといったところでしょうかっ!ここからどう動いていくのかっ!!」

健夜「清水谷選手はおそらく最高状態でしょうね。いわゆる無極点状態に入っているのでしょう。いきなり楽しみですね」

・・・6巡目・・・

まこ 手牌 1235999八東西西北北 ツモ4

まこ(ここまで順調に手を進めてこられた、じゃが)

まこ(もう何度も観た。ここから全員の手が止まるんじゃ)

まこ(卓にコイツがおる限りは)

衣「んー、何だ?」

まこ「いや、なんも」

まこ(これで八萬か東を捨てればイ―シャンテンじゃが)

まこ(河をみるに、これはわしの和了れる局じゃないのう)

まこ(その上、東は天江以外に鳴かれるじゃろ)

まこ(それはおそらく、天江の掌の上、じゃ)

まこ(その鳴きで準備完了。それで全員の手が止まる)

まこ(もちろん打っても問題はないじゃろ。まだ、予想外の打ち筋を可能にする能力持ち、園城寺に賭けることも出来る。じゃが…)

まこ(ここは、『天江の支配を崩す』ことを最優先にすべきじゃ)

打・5s

怜「チー、や」

2②③④⑤⑥⑧⑧二三四 546 打・2s

怜(1巡先にはなにも不審なところはなかった)

怜(だが、さすがにうちでも分かるわ)

怜(相手は天江衣。まず普通の打ち回しではテンパイまでいけへん)

怜(ここは、セオリーを曲げて…鳴く)

怜(そして、これでうちの勝ち、やな)

衣(ふむ、これはやられたかな)ツモギリ

678⑥⑦⑧二二四六七八 ゴゴゴゴゴッ

衣(全員の手を止め、終局間際で西をツモ切りで)

衣(まこをテンパイさせて、ハイテイでツモ和了)

衣(普通の面子なら成功しただろうが)

衣(一筋縄ではいかないようだ。久しぶりだな、この感覚)

衣(咲と打ってるときみたいだ)

竜華(うーん、うちの読みやと…)

竜華(このタイミングか、次で東が鳴けてテンパイ)

竜華(そう思ってたんやけど…)

竜華(つまり、これを鳴けば天江さんの和了、そういうことやろ?)

竜華(染谷さん?)ニコッ

まこ(河は完全に園城寺の和了に変わった)

まこ(ま、ラスに落ちることは変わらんが、天江の和了は確実に跳ね満以上じゃ。なら、このスタートで妥協しとくべき、そうじゃろ?)

まこ(もちろん、取り返すつもりでは、あるがの)

怜「ツモ。500・1000」

恒子「決まったあああああああ。先制パンチは鮮やかな一巡先を予見、園城寺怜ィ――――ッ!!!!少しもったいない気がしますが」

健夜「いえ、おそらく園城寺さんが和了るためにはこれしかなかったでしょう。そして、これを和了らせた、染谷選手の場況読みもさすがです」

恒子「和了らせた?」

健夜「ええ、通常の手順で打っていれば天江選手の和了でしょう。海底撈月、でね。が、この面子では通常の手順を平然と越えていきますね」

恒子「これは、次局からも楽しみですねー」

健夜「ええ、荒れますよ、この卓、も」

恒子「も?」

健夜「今日は荒れない卓はないよ、こーこちゃん」

恒子「確かに、ですねっ!!!」
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