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星降り山荘の殺人

―――――――――――――――――――探偵役が真犯人を指摘する

というわけで今回は読書感想でございますー。うーん、一回やると何冊かやりたくなるよね。しかも今回読んでたのが傑作だったしね。

一度感想書くのやめちゃうともう一回やるのに凄い意思が必要になるんだけどやってしまうと続けてやりたくなるね、うん。

もちろん、感想書きたくなるような名作に当たらないとダメなんだけど。

一応先にいっておくと感想もほどほどのペースであげられればなぁとか思ってたりします。まだまだ咲カテゴリメインの更新にはなるけど。

というわけで今回は倉知淳先生の『星降り山荘の殺人』を扱ってみたいと思いますー。「あなたもきっと騙される」なんて言われたら読まない訳にはいかないのです。勝負だっ、倉知先生っ!

で、先に結果。騙されませんでしたっ!割と早い段階でもしかして?ってなって、登場人物が出揃った段階で確信しました。

ただ、確信とはいったもののそれでも疑念もあったりで。しかも変化球だけでなくストレート部分もとても面白いので普通にドキドキしながら読めました。ちなみに論理の部分は完敗です、はい。

ではあらすじを確認してみよう。

とある事情から自分の会社の所属のスターウォッチャー、星園詩郎の付き人となった主人公。観光地の宣伝という仕事のため雪舞う山荘を訪れた二人。個性豊かな客人が集まる中そこで殺人事件に遭遇してしまう。天候の悪化により脱出不可能となった雪山で犯人探しが始まる。

クローズドサークル。超がつくほど古典的な舞台設定。そして、あくまでフェアを心がけたストーリー構成。それでいて、衝撃的なラスト。

面白かったぁ。正直大ネタには気付いてたものの全然楽しく読めました。ミステリ玄人でも素人でも楽しめるの看板に偽りなしです。

うちの感想記事的には私の感覚では『葉桜の季節に君を想うということ』に似てるかなぁ。トリック部分、すなわち変化球の部分よく出来ていて、なおかつロジック、直球の部分も美しい出来。まさに本格派。

ただ、少し丁寧過ぎだったかな。正直念押しがなかったら私騙されてたと思うもん。フェアであろうとした結果なので仕方ないのだけれどね。

ストーリー自体の出来も非常に高く、なおかつキャラクターが魅力的だったと思います。ミステリのテンプレみたいな登場人物たちなんですけど何か憎めないんですよねぇ。逆に新鮮でした。

文体も1人称で堅苦しくなく、割と感情移入出来るのでラノベ好きの方とかにもおすすめ出来ますね。本格ミステリの入門にはぴったりです。

丁寧な伏線張り、大ネタの大胆さ、それらをきっちりとまとめきっているロジック。変化球と直球が高レベルで備わっているからこそこの作品は面白いのだなあと感じましたねー。

最近は変化球特化ばっかり読んでいたので今回この作品と出会えたのは収穫。高い次元で様々な要素が絡み合ってこそのミステリですね。

といった感じで今回はお開き。次回読書感想は未定ですけどそう遠くないうちにやれればと思います。咲記事同様お付き合い頂ければ。

ではでは。
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