次に(もぐもぐ)勝てばいい(ごっくんっ)

今回の記事は阿知賀編の最終回の内容に触れるものです。ネタばれ嫌だよーって方はそっとページを閉じてください。もう読んだとか問題ないよーという方のみこの先にお進みください。

くどいかもしれませんけど一応3月中の記事にはこの注意文付けるって言ってしまったからねしょうがないね。4月からはやめますけど。

まずはコメントありがとうございます。そうですねー。一体どこの奈良県王者兼美少女かは分かりませんがいいこと言いますねぇ。すばらっ!

さて、本題です。今日のテーマはこちらですっ!

準決勝での白糸台の扱いに対して一言(どんっ!

一応過去記事で白糸台が苦戦した理由を色々考えてみたことはありましたが作品としての白糸台の扱いを考えたことはなかったので。

結構賛否両論なんですよねー。個人的には別に気にならない、これくらいなら麻雀漫画としては割と普通なのではと思ってましたけど。

ずばり、王者としての風格が足りないとか、露骨な点棒調整で萎えたーとかとか。確かに照姉以外全員マイナスではありますしねー。

そう、この「マイナス」という言葉には不思議な魔力があります。この言葉だけで物事が一気にマイナスのイメージになってしまう。

というわけで今回はこの固定観念を少しでも払拭できれば、少しでも感じている不満を解消できればと思いつつ書いていきます。

○弘世菫と渋谷尭深の「マイナス」

これ、意外に忘れがちなことなんですが2半荘の得点推移なんですよね。1半荘ごとに直して観てみるとそこまで不遇な扱いではないと思うんですけどどうでしょうか?だって……

菫さんは2半荘でポイントで表すなら-8、たかみーは-10です。2半荘のトータルなので二人の1半荘平均は-4.5になります。

これは麻雀で言えば普通の数字です。25000点持ちであれば20500点残して半荘を終えているということになります。

普通なら2位か3位くらいの成績です。全然悪くないです。トップが走っている、独走状態の半荘なら普通に2位になれる得点です。

で、仮に2位だとしてこれをオカウマありにすると(順位ウマ10-20)こういう感じになります。ほぼ+-0です。

普通の麻雀で起こり得る数字です。しかも割りと高い確率で。

……まあ、今のは少し詐欺が入っています。数字を使うと割りと簡単に人に色んな印象を与えることが出来ますねー。

実際は菫さんが19500持ちの3位と22700点持ちの3位、たかみーが2100点持ちの4位と37600点持ちの1位です。

もちろん麻雀なのでラスを引くことはあります。でも、どれも現実的な数字。割りとありそうな成績です。どんな強者でも4半荘打てば割りと高い確率でこんな感じの点棒状況になると思います。

そりゃあ、牌巡りが良ければ全連帯とかオールトップがないとは言いません。でもその確率よりもこういう点棒状況になる方が麻雀において圧倒的に多いです。だってトップは一人しか取れないんだから。

マイナスって聞くと悪い印象を受けてしまいがちですが菫さん、たかみーに関しては良くもないけど悪くもないという評価が妥当です。

24600点もマイナスなんやで?でも+-0って表記をされます。得点が±で5以内ならもう牌巡りの結果です。誤差の範囲だと思います。

○大星淡のマイナス

あわあわは2半荘で-18ですねー。少しマイナスとしては大きいのかもしれません。が、彼女の場合も別にそこまで不自然ではないです。

1半荘目は8600点持ちの4位。ラスを取るのは仕方ないこと。だって誰かはラスになるのが麻雀なので。どんな強者でもラスを0にするのは不可能です。トップを狙って打つ以上は。

挙句この半荘は枕神・怜ちゃんとリザベが暴れており、しかもあわあわはチーム事情から能力を封印中。そりゃあ勝てないですわ。

2半荘目は23800点持ちの3位。半荘としては打撃戦でしたが、全員に均等にチャンスが与えられており点差はごくわずか。誰が勝っていてもおかしくない状況です。これはもう誤差の範囲と観るべきです。たまたま牌巡り的に3位になってしまったという感じ。

1戦目は見をしていたのが大きいですね。結局は菫さんやたかみーと同じく「マイナス」という言葉が持つ悪いイメージを押しつけられている感じですがこれも実際は可もなく不可もなくといった感じ。

麻雀で、プラスしか許されないという考え方自体がおかしいのです。どんな強者でも必ずマイナスになることはあるのだから。

最後は亦野さんなんですが、その前にここまでで出てきそうな反論に先に応えておくことにしましょう。全員がマイナスはやっぱり作為を感じる。露骨な点棒調整だって感じの意見。

まず、麻雀漫画なので点棒調整は必須事項ですよね?これがなかったらストーリーが破綻しています。まるで面白くないでしょう?

じゃあ、この点棒調整は露骨かという話。いいえ。この3人に関しては全然リアルな描写だと思います。試しにプロの試合の点棒推移とか自分の牌譜を何個か観てください。どんな強い人でもこんな感じになってるはず。

では、露骨な点棒調整やろと言われる一番のポイント、亦野さんのマイナスに対しても少し考えてみましょう。

○亦野誠子のマイナス

-59400点という咲史上でも最大の失点ですね。でも、これもそこまでおかしい数字ではありません。もちろん前述した3人に比べれば起こり得る確率は低いです。しかしながらそこまで低いわけでもないのです。

1半荘目は-20300点持ちの断ラスです。25000点持ちならとっくに飛んでます。普通は皆さんこのルールでやるからめちゃくちゃやばいことをしてるんだという風に思うんだと思います。

飛びラスになったことない人はいませんよね?煌ちゃんぐらいでしょう、そんな人。で、綺麗に南4局で飛ぶことの方が少ないですよね?

東場で飛んでしまうことも全然ありますよね?その時に飛び終了せずに続けたらどうなると思いますか?巻き返す可能性よりももっとマイナスが大きくなる可能性の方が大きいです。

だって、既にある大きなマイナスを取り返すために無茶をするからです。

私は飛びなしの競技ルールをやっていたことがあるので感覚的に分かるんですが南4局まで回せば-2万くらいは割と出現します。普通の人は飛びを採用しているから滅多にみないだけで。

2半荘目も普通にマイナスです。でも2連ラスをとったことのない人はいないでしょう?2半荘目のラスはよくみるラスです。

だとすれば、これはそこまで不自然な描写ですか?

もちろん、点棒調整をしていないなんて言う気はありません。点棒調整は存在します。麻雀漫画である以上は。

でも不自然な点棒調整かと言われれば、私は違うと思います。リアルで起こり得る、そういうレベルの点棒調整です。

って感じで一応私の主張は終わりです。こう考えるのが普通だという気はありません。咲読者それぞれが受けた印象が全てです。

ただ、ただなんとなく「マイナス」という言葉に踊らされたり、自分が経験したことのない数字に騙されていた人もいたかもしれません。

そういう固定観念からくるマイナスイメージで咲という作品の価値を自分の中で下げてしまって読むのを止めたり、面白くないと感じている人が少しでも違和感を払拭してもう一度作品を楽しめるようになっていただけたならとても嬉しく思います。そして、それがこの記事の目的です。

好きなチームが不遇な扱いを受けている。だから作品自体が嫌いになる。気持ちはとても分かります。でも、そういうことがきっかけで作品から離れてしまうのはもったいないと私は思うのです。

咲-Saki-という作品を立先生やあぐり先生だけでなくファンの私たちがもっと盛り上げることが出来ることを期待しています。
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No title

私も白糸台の格が落ちたとはそう思わないですねー。菫さんも点を稼ぐなら泉をもっと集中して狙っても良かったですし、淡はあの卓がおかしすぎました。今までで最高レベルですもの。

千里山と新道寺はエース級が真ん中にいましたものね。亦野さんは、Bブロックの副将にもよりますが、哩部長クラスが来ないなら、もっと戦えそうなんですよね。(有珠山の副将が個人的に要注意ですが・・・和がマイナスに成り得る選手を用意するかもしれない)
あと位置的にナンバー5ですし・・・彼女がマイナスにならないと・・・勝てないですよね・・・

一つ分かったこととして、照が自分のチームメイトについて何も語ってなく、相手ばかりを褒めていたので、決勝で色々語ってくれると強さに説得力が出るのでは…と思います。(特に淡には手厳しいですし。)決勝で照がどう動くかが見物です。

No title

菫さんと淡に関しては特に問題ないでしょう。
たかみーに関しては、役満あがってマイナス10000ってどうなの?とは思わなくもないですが、あの卓はほとんど振り込んでない羊先輩がマイナス30000とかおかしなことやってる卓なのでまあ許容範囲。

やっぱ問題は亦野さんですか。
亦野さんの考察記事の時にも書きましたが、必要以上に弱いと思われてしまっているのがなんとも。
フォローがあればよかったのですが、菫さんにダメ出しされたり、白糸台の特殊なメンバー選出方法が明らかになるなど、フォローどころか追い打ちかけられまくってるんで…。
場所によっては風越のみはるんや深堀さんより弱いって意見すら見ますからねー…。

決勝では、まあ照姉が荒稼ぎすれば誰かが割を食うのは避けられないので、プラスで帰ってくるのは難しそうですが。
たとえマイナスでも救われる結果になってほしいですね。

No title

白糸台の弱さよりもラスを引かない阿知賀の強さよ
攻撃型の白糸台に対して防御型の戦術なのかねぇ
描写がないからなんとも言えんがw

白糸台が期待以上に強くなかったのは残念だけど団体戦という意味合いを強くすることができたと思います。
大阪桐蔭も負けたしね。

No title

白糸台の照以外の4人の点数が、現実世界では十分に起こりえる
自然なものだということは理解できます。
ただ、咲世界の麻雀と現実世界の麻雀を同列のものとして語るのは
やや無理がある気がします。照や衣のような魔物は100局やっても
1度もラスにはならなそうです。また、ならなそうとかいう私の主観
だけでなく、小鍛治健夜は国内では無敗とはっきり書かれています。
無敗の定義にもよりますが、何千局もやるらしいプロで無敗という
戦績は現実ではまずありえないものです。
これらのことから、咲世界の麻雀は現実よりも実力通りの結果に
なりがちであり、強者は常に勝つというイメージを持っていた読者が
少なくなかったことが、今回の批判につながってしまったのでしょう。

ちなみに私は白糸台が好きで準決勝には不満もあったのですが、
控え室に戻った淡がとても可愛かったので、そこらへんのことは
どうでもよくなりました。今は決勝での淡や照がただ楽しみです。
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