なつあと

今回は変則的なSSを書いてみましたが、阿知賀編の最終回のネタばれを含む内容になっておりますのでネタばれ嫌ですという方はページを閉じちゃってくださいな。いや、もう読んだよとかネタばれ気にしないでーって方のみこの先へお進みください。

さすがに気を使い過ぎな気もしますが、3月中はこの注意文は入れることにしておきます。4月からは唐突に阿知賀編最終回に触れるかも?

さてさて、予告通り簡単な変則SSを書いてみました。一応あるテレビ番組というか夏の風物詩のオマージュですねー。

でもその前にコメ返し。コメントありがとうございますー。その認識で大丈夫なんですが、ダブリー掛けなくてもあわあわは姉帯さんがリーチを打ってきた場合に直後に当たり牌を掴まされます。

つまりテンパイを崩すことになるんですが、この時自分のテンパイの待ちを崩さないように打ち回さないと最後の角での勝負に持ち込めません。

ということは、暗刻面子と待ちのターツを崩さずに回し打たなければならない=面子を崩す=2シャンテンからの勝負になります。

しかもおそらく孤立している牌を面子に、暗刻と待ちのターツをいじらずにという条件付きで。……ってなると勝率はかなり低いのではないかなと個人的には思います。もちろん、勝つこともあり得るんですが最大の長所である手数を封じられているので厳しいかなと。

とはいえ、この条件だと先負も不発になっているので直対したときに姉帯さんが絶対に有利という訳ではないんですけどねー。

ではでは、本題。SS『なつあと』開演です。

・・・・・・

アクエリアス サマースペシャル

「数え役満炸裂っ!!!風越女子の夏はまだ終わらない――――!!!」

「波乱の幕開けっ!名門晩成高校が1回戦で姿を消しましたっ!」

「きィまったァァァアァ!!東東京最強チームが今ここに誕生だァア!」

「よく分かりませんが、えっと、薄墨選手のウラキモンが決まりました」

「宮永照!!史上初の全国3連覇に向けて動き出しました!!」

これはその頂点を目指す少女達の軌跡。

私には出来る。

この番組は雀士の可能性を応援するアクエリアスと咲-Saki-の可能性を応援する『迷子の坊やのみちくさ日記』の提供でお送りします。

恒子「大会7日目。準決勝第一試合は大波乱が起きました」

健夜「そうですね。おそらく誰も予期できなかったダークホースの活躍。麻雀の醍醐味が全て詰まっていた試合だったと思います」

恒子「では早速、今日の試合を振り返ってみましょう」

準決勝第一試合。昨年の覇者白糸台、全国2位チーム千里山女子、北九州最強の高校新道寺女子、奈良の名門晩成高校を倒しその勢いのまま準決勝まであがってきた阿知賀女子という好カード。

「続ける!誰かの息の根を止めるまで……!!」

先鋒戦は開局こそ千里山のエース・園城寺怜が魅せるものの終始白糸台のエース・宮永照のペースで進む。途中まで2位と13万点差つける圧倒。誰もがこのまま決まってしまうと思っていた。

「ポンっ!」「ポンっ!」

この試合ずっと献身的な仕掛けをみせてきた新道寺女子先鋒花田煌。最後までその姿勢を崩すことはなかった。

「リーチっ!」

ここで阿知賀女子先鋒松実玄が追いかけリーチ。ドラを切れない阿知賀のドラゴンロードがみせた、最初で最後の牙。

「人は予想を超えてくる」

「ポンっ!」「ロン!!」

園城寺怜、花田煌、松実玄……3人の連携がチャンピオンに一撃与える。そして、力を使い果たした園城寺が、床に倒れる。限界ぎりぎりのところで彼女を支えていたのは千里山のチームメイトだった。

次鋒戦、大差のついた状態ながら引き締まったゲーム展開。

その中でも活躍が目立ったのは阿知賀女子・松実宥。白糸台弘世菫の狙い打ちをことごとくかわす、卓上で、舞う。

中堅戦では千里山・江口セーラ、副将戦では新道寺・白水哩。ふたりの有力選手が評判通りの働き。大差あった状況を一気にひっくり返す。

そして、大将戦。壮絶な打撃戦の中、抜けだしたのは……

「そこはもうあなたのテリトリーじゃない」

「試合終了―――!!準決勝第一試合ここに決着―――ッ!!トップ通過はダークホース。阿知賀女子学院!高鴨穏乃――――!!!!」

白糸台を抑え、快挙を達成。千里山、新道寺の夏が、ここで終わる。

敗れた2校の思いを胸に、決勝へと、進む。

恒子「というわけでなんと阿知賀女子が1位抜け。白糸台が2位抜けという形になりました。この結果をみて小鍛治プロはどう思います?」

健夜「そうですね。4校とも実力的にはそこまでの差はなかったと思います。その中で的確な対応をみせていた阿知賀女子、若干地力に勝る白糸台が勝ち抜けという結果になったのだと思います」

健夜「ゲームの展開が白糸台マークという状況になっていた中でもしっかり決勝へ駒を進めた白糸台も見事だったんですがやはり阿知賀女子。飛び抜けたプレイヤーはいませんが総合力で勝ち進みました」

恒子「すこやんは阿知賀女子とは多少因縁があるんですよね」

健夜「い、因縁って言い方は少しおかしいような気がするけど。はい、阿知賀女子を率いている赤土晴絵さんとは私が高校の頃インハイで闘ったことがあります。大変印象に残っている選手ですね」

恒子「20年前の?」

健夜「10年前だよっ!?何回言わせるのっ!?」

健夜「実は試合後少しだけお話する時間があったのですが、教え子の優勝を見届けてからプロを目指すと仰ってました。またあの楽しい時間を味わえることを、再び卓上で出会える日を楽しみにしています」

・・・・・・

水分補給になんちゃらかんちゃら、アクエリアス!

普段はSSよりも考察!迷子の坊やのみちくさ日記!

・・・・・・

声に出して言えない思い。それでも手紙でなら伝えることが出来る。

夏跡。

チームメイトへ

私はひとりでは何も出来ない。麻雀も神様任せだし、私生活でも皆に迷惑をかけてばかり。こんな私をいつも支えてくれてありがとう。

ライバルへ

最初で最後のインターハイ。テレビでずっと観てきた。私もその舞台に立って貴女と闘いたかった。組み合わせを観たとき思わず嬉しくなった。憧れだった貴女と1回勝てば巡り合えるって。

今回の結果は貴女の勝ちだったけど、私たちの麻雀はまだ始まったばかり。次のステージでは絶対負けないから。

追伸:そのときまでにマナーをなんとかしておいてねっ!

監督へ

怜のためにうちらレギュラー陣がサポートに回りたいいうた時に監督は反対しながらも結局認めてくれましたね。いつだってうちらのこと考えてくださってありがとうございました。

何度もチャンスを貰ったのに俺は結局監督を日本一にすることは出来へんかったけど、来年はきっとあいつらがやってくれると思います。せやからこれからもまたよろしくしてやってください。

同学年のチームメイトへ

莉子がまだ自分を許せないっていう気持ちは分かる。けど、先輩達はもう前へと進み始めているのにこれから部を守っていかないといけない私たちが後ろを向いている訳にはいかないんでー。

幸いまだ私たちはチャンスが残されてる。先輩たちのためにも、劔谷のためにも、なにより自分のために一緒に歩んでいこう。

これからチームを支える後輩へ

確かに私らは負けてしまったとや。それは残念やったと。ばってん、悔いはなか。皆が私らのために一生懸命に打ってくれたけん。

姫子はこいからチームのエースやってん。もう私ばおらんでも姫子ならやっていけると信じとるよ。新道寺を頼むと。

花田と友清、チーム事情で迷惑ばかけたばってん、これからはおんしらのチームたい。姫子と3人で新道寺を支えていって欲しいとよ。

3年間支えてくれた仲間へ

二人に憧れて始めた麻雀で二人と並んで全国の舞台に立てたことをホンマに嬉しく思うで。私は結局不可思議な力を身につけただけやで二人に並べたとは思ってへんけどやっぱ嬉しかったで。

入院ばかり繰り返して、ホンマは一緒にやっていけるか不安やったんや。でも、入院ばかりの私をずっと支えてくれて、不可思議な力で急に成績があがった私を二人はなんも疑わんと受け入れてくれた。

二人がおったから私はここまでこれたんや。ありがとう。

仲間たちへ

山奥の村でずっとひとりぼっちだった私を熊倉先生は連れだしてくれて、みんなは私と友達になってくれた。あの頃ずっとテレビでしかみれなかった、夢見てた世界に連れて来てくれた。

まだまだ続けたかったけど私の力が足りずに負けてしまった。それでもまだ道は開けてる。私の夢は終わっていないと思うんだー。

これからもずっと一緒に歩んでいって欲しいなーとかとか。もうみんなのいない世界なんて、今の私には想像できないから。ふつつかものですがこれからもよろしくしてくれたらちょーうれしいよー。

・・・・・・

のよりん「おいしい」(アクエリアスグビー

・・・・・・

恒子「明日は大会8日目。準決勝第二試合だね」

健夜「強豪校の臨海女子、姫松、そして快進撃を続ける清澄と有珠山。今日の試合に勝るとも劣らない好カードになりそうです」

恒子「期待しちゃいましょう。それでは、熱闘高校麻雀。また明日」

槓っ!

・・・・・・

はい、というわけで管理人です。今回はもう分かっているとは思いますが「熱闘甲子園」のオマージュです。SSを書こうとしてSSを書いたのは本当に久々です。駄作ですがお付き合いありがとうございます。

SS形式は結構やるんですけどねー。あれはメインテーマがSSではないので書くのにあんまり困らないんですよね。今回は、うん、ちょー疲れたよー。そもそも……

私、文才ないですし。そもそもSS書きではないですし。ネタ提供かお題貰わないとこういうのやらない人なのです。まあ才能なくてもこういうの考えるの自体は好きなんですけどね。

ともかく、つまり今回はお題提供があったのだよ。「手紙」ってお題だったんだけど難しくてオマージュに逃げた感じなのです。で、どうしてお題提供なんていうのがあったのかというとですね……

前にSSを書こうとしてSSを書いた胡桃×豊音と同じ理由です。

はい、負けてきました……。ううう、悔しいよぉ。

という訳で次回はこのSS自体の反省会にプラスして私が敗北したことについての反省会もやります。お付き合い頂ければ幸いです。

ではではー。
スポンサーサイト

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

書け麻紹介2013/03/24

03/24に書け麻やったぜということで記事の紹介。 と言っても、03/31の記事が三つも前にありますねー。 うん、忘れてた。(開き直り) というか、やったつもりでいたら・・・抜けてた。

コメントの投稿

非公開コメント

No title

哩さんのところで不覚にも涙腺がw

No title

ちょっと前回のコメントに付け加えさせていただきます。
姉帯さんの「先負」について、以前も何度も考察なさっていて、対策はリーチせずにその後の牌を捨てない、ということであるとおもうのですが、「普通に捨てる」、というのもありな気がするんです。

これは仮説なんですが、霞さんがダマで普通に和了しているとき、この理論なら、テンパイ出来ているはずなのに、一度もリーチをかけないことから、おそらく、先にリーチかけられない制限があるのではないかと。もしかしたら、ドラ制限のような、次から追っかけてテンパイ出来なくなるとかのデメリットがあるかもしれません。

その上、もし「リーチをかけなければ高確率で役なし」(牌譜で役があったのは後半戦咲のリーチ後のタンヤオのみ、ちょっと偶然じゃない)なら、姉帯さんがリーチしてない限り、その後の牌を捨てても大丈夫(たまーに振り込んでもタンヤオ+ドラくらい)ではないかと。

これなら淡は、手を崩さなくてもいいんじゃないかな、と思ったのでした。(もちろん、ダブリーに同じような制約もありそうですが)

個人の見解としては、絶対安全圏の支配力がものすごいものでしょうから、霞さんの支配に対応出来てない所を見ると、若干淡が優位かなと感じています。(6つ能力ある分支配力は無いんじゃないかなと。)

No title

今年の麻雀甲子園熱いですねえ。
一回戦の姫松高校の鹿老渡高校からの逆転満塁ホームランは印象的でした。
越谷の9回に5点差でスクイズも物議を醸しましたが。

長野県決勝バージョンとかも面白そうですね。
プロフィール

Author:みちくさぼーや
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR