スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【阿知賀編】阿知賀の歩んできた『軌跡』【20話感想】

この記事は阿知賀編20話の感想記事です。まだ読んでないよーって人はそのままこのページを閉じてくださいな。もう読んでるに決まってるやんとか別に問題ないでーという方だけこの先にお進みください。

さて、とりあえず間違えてここに来てしまったよーという方用にコメ返しとてけとーに雑談しますので少しだけお付き合いを。

まずはコメントありがとうございますー。多分何がきても外さないとは思います。確実に面白いでしょう、うん。期待しながら待ちましょう。

アニメ来年春なん?というある意味衝撃的事実を目の当たりにしたり、11巻と4巻が4月にくるという情報にウキウキしたりしてますが・・・

とりあえずリアルで結構大きな出来事がありました。はい、私、お引越ししました。ちなみに何か変わるのかというと多分何も変わりません。このブログも平常通り不定期更新でやっていきます。

ただ、新居になるからこの日だけは少し特別な記事を持ってこようと思っていたので感想記事を流行りを逃したこの時期に持ってきてみました。べ、別に他の人の動向をみてとかじゃないから……(震え声)

予想通り今回も賛否両論だったようで。ただ最終回ということもあり、今回は賛辞の方が多かったのかなという印象ですねー。

……このくらいで大丈夫ですね。ではでは、本題。思いっきり阿知賀編最終回について語っちゃおうと思うのよー。頑張るのよー。

ちなみにもちろんですが私はいい最終回だった派ですー。

○大雑把な感想

というかまあ妥当な最終回だったのではないかなと思います。白糸台2位抜けは別に気にならない人ですし、私。それについては前回19話の感想を書いたこの記事をご覧くださいな。麻雀にずっと1位はあり得ません!

照姉も言っているように「準決勝は抜けたし、次で勝てばいい」のです。2位抜け出来ることも強さだからね。何の問題もないね。

これも前に語りましたが、咲-Saki-という作品は麻雀漫画の中においてかなりリアルに近い描写がなされています。

特に絶対的強者が存在しない、牌巡りによっては誰もが強者に勝つことがあるという麻雀の偶然性にかなり重きを置いている作品。だからこそこの最終回は「らしい」最終回だったと私は思います。

もちろん私は千里山応援勢だったので残念ではありますけどね。でもそれをほとんど感じさせないとてもすばらな終わり方でした。感動なのよー。

そもそもスピンオフって難しいと思うんですよね。本編終わってないからそことの兼ね合いとかでどこまで掘り下げるのかとかとか。そういう意味で阿知賀編はかなり絶妙な塩梅だったと思います。

インターハイの物語としてきっちり本編にバトンを繋ぎつつ、ハルちゃんを巡るひとつの物語としてしっかり終わりを迎えているって感じですね。

○咲-Saki-という作品の一部としての阿知賀編

咲-Saki-という作品の色を崩すことなくしっかり引き継げているのかなと思います。特に闘牌シーンのテーマがよかったです。

おそらくコンセプトは前述したとおり「麻雀の偶然性」だったんだと思います。絶対はあり得ない。何が起こるか分からない。こんな感じの。

だからこそ結果としてのダークホースの1位、王者の2位だったのでしょう。何故2回戦に千里山にぼろ負けしている阿知賀が勝つの?わずか数日でそんなに実力が変わるわけないやんとか思ってる人に聞きたい。

自分より格下だと思う相手に麻雀でずっと1位が取り続けられますか?

ずっと+でいられますかに変えてくれても全然構わないんですが、そんなこと絶対に不可能です。そして麻雀打ちなら誰もが分かるその簡単な理屈をしっかりとテーマにしているのが咲-Saki-だと私は思います。

前日ぼろ負けしようと次の日にあっさり勝ててしまうことがあるのが麻雀というゲーム。そう考えたらこの結末も全然おかしくないでしょう?

また全体だけでなく、細部までしっかり描写されていたのがまたすばら。

先鋒戦では2回戦で圧倒的な力を見せつけた怜ちゃんを手玉に取る高校生の頂点・宮永照という構図で始まり、その頂点ですらも絶対ではない、人は予想を超えてくるという結末。

次鋒戦では格上の菫さんに対しそれぞれの対応をみせ抑え込む美子ちゃんと宥ちゃんという構図にその3人についていけないという実力差を泉ちゃんで上手く描写しています。

絶対的強者は存在しない、でも実力が物を言う世界でもある。こういう麻雀の二面性を上手く表した対局だったのではないでしょうか。

中堅戦ではタイプの違い、相性の問題などなど単純なランク付けは出来ない、様々な要素が絡み合う麻雀の醍醐味をみれた気がします。

副将戦も同じく相性、そして牌巡りによっては実力が伯仲しているもの同士でも大差がついてしまうことがあるという麻雀の怖さを描いています。

そして大将戦、絶対的な3つの能力であるダブリー、枕神怜ちゃん、リザベも絶対ではあり得ないという描写をしています。

ダブリーは何度も破られてますし(それでも作中でも最上位の能力だと思いますが)、怜ちゃんも回数制限と和了筋がなければ使えない、リザベも発動回数に制限がありなおかつ発動出来てもその支配も絶対ではなく小さいながらも隙があるという描写がされています。

さらに、ここまでの強い能力を持っていても必ずしも勝てるわけではないという結末を持ってきています。一貫してるんじゃないかな?

そして咲-Saki-という作品のもう一つの色であるチーム戦であることもかなり意識して描かれていた気がします。チームメイトへの思い、一人で闘うのではなくチームで闘う、仲間の絆が大切にされていました。

よく枕神怜ちゃん、リザベへの批判をみますが、私はありだと思います。表現は多少あれでしたけど一人で闘うのではなく、皆で闘うという長野予選からあるテーマを体現した形だと私は思います。

さらにさらに、ストーリーも一貫しててとてもすばらだったんですが何よりも、やっぱりキャラが可愛かったですよね。やえさんから始まり出てくるキャラ皆何かしらの印象を残しています。

咲-Saki-という作品の1部、続きものとしてとても面白かったです。

○ひとつの物語としての阿知賀編

続きものとしても高評価でしたが、なによりもしっかり話を終わらせていることが凄かったと思います。だからこそ阿知賀のレジェンド・赤土晴絵が物語の中心になっていたのでしょう。

ハルちゃんが若いころにすこやんに負わされたトラウマをずっと引き摺りながらも、麻雀からは離れられず、教え子の活躍を通じて前に進み始める。よくあるけど良く出来たストーリー。

ハルちゃんが色々なことを教えながら、ハルちゃんが教え子から色々なことを学び、思い出していく。一人の人間の挫折と成長の物語。

そしてラストシーンへと繋がっていく。

「私はここで負けた側の人間だからみんがが勝ったら素直に喜べないんじゃないか、ずっとそんなことを思ってきたんだ」

「でも今嬉しいしかない。自分のこと以上!!」

「おめでとうみんな。ありがとね」

ずっとチームを引っ張ってきた、ずっと悩み続けていた監督が流すチームで唯一の涙。彼女が過去の呪縛から解き放たれた瞬間。

この後挟まってくる負けた新道寺、千里山の控室もぐうすばら。特に泉ちゃんを気遣った怜ちゃんのこの言葉……

「悲しいな……りゅーかのとこに行きたいわ……」

「今やったらフトモモに雨が降るかな……」

自分のインハイの終わり。部活を舞台としているからこそ映えるシーン。

本編は長野予選ではそういう描写があったものの長野組はその後全チームがインハイに関わってきますし、宮守と永水は一緒に海にいくことになったりまだ話の途中なので皆切り替えが早かったりしましたが……

一旦話が切れる最終回だからこそ彼女達の涙はより美しく感じられるのです。千里山も新道寺も本編でまた出てくるとは思いますけどね。

最終回らしい描写が続き、最後のすこやん、ハルちゃんの対面へ。

突然の宿敵との再会に戸惑うハルちゃん。が、自分が思っているよりも落ち着いていることに気付く。うしろにいるこの子たちが私の自信になってるんだ。そして、かつての脅威への宣戦布告。

「そういえば、私もプロを目指すことにしました」

「この子たちの優勝を見届けてからですけど」

そして、赤土晴絵という自身の経歴でも異質の打ち手、強く心に残っている人物のこの言葉にすこやんは微笑みながらうなずく。

赤土晴絵の物語に一応の決着を付けて、最後のしず、憧ちゃんと和。

「おそいよ、和っ」

「今 行きますね」

やばい涙が止まらへん。震えが止まらへん。すばらとしか言えない。

といった感じ。正直立ち読んで書店で泣きそうになり、家でもう一回読んで泣き、3回目で笑って読み切ることが出来た最終回でした。

立先生、あぐり先生、ひとまずお疲れ様でした。そしてありがとう。

新連載も楽しみに待ってるでっ!

さてここからは次回予告です。今回の記事、能力についてほとんど触れてませんよね?もちろん、触れない訳ないでしょう?

というわけで次回は道筋理論番外編。高鴨穏乃の能力についてをやりたいと思ってます。久々の道筋理論なので私も今から結構楽しみなのよー。

さらに、あわあわに対する亦野さんのタクティクスについてもやる予定です。期待しないで待ってて欲しいのよー。

もしかすると別ネタ挟むかもですが(ボソッ

というわけで今回はここで締めです。長々としたあんまりまとまってない文章でしたが、読んでいただきありがとうございました。ではでは~。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

私もこの最終回の結果はあり得ると思ってたので素直に楽しめました。
麻雀に絶対はない、当たり前な事何だけど違和感を感じてしまう人がいるのは魔物と呼ばれる人達が圧倒的に見えるせいですかね
(小鍛治健夜さんの国内無敗とか)
道筋理論楽しみにしてます。

No title

阿知賀編最高でした!多少描写に粗があっても根底のコンセプトがぶれなかったからこそのあの終わり方ですよね。
そもそも咲世界の麻雀が必然や絶対で構成されているとしたらデジタルなんて考え方は誕生してないですよね。
準決勝卓の各校の白糸台研究・対策って、考え方変えれば白糸台が一番怖いって言ってるのと同じようなもんだと思いますし、この1位・2位て順位がどのような意味を持つのかは、決勝の彼女らがどのように戦うかにかかっていると思っています。

最終回素晴らしかったですね
阿知賀とハルちゃんの物語は最高の終わり方をしたと思います

すばらな感想でした!私の思ったことが全部書いてありました!
話しかわりますが、立さんは大学の文学部かなにかを出ているのかなぁ?

No title

いくら麻雀にあり得ることとはいえ、10万点持ちの戦いで個人が6万失点したり、同じチームの先鋒より後が全員マイナスだったりすると流石に麻雀の相性とかランダム性以上のご都合主義を感じざるを得ないってのが一番の不満点ですね。

千里山との強さの差はその通りですが、特訓描写とは何だったのかという展開ばかりですし

その他の部分は満足でした

No title

個人的にもこの終わり方でよかったと思います。

清澄からしてみれば、絶対王者の白糸台を破った阿知賀に対する思いとか読み応え有りそうですし、「なぜ2位になったのか!?」という読者の疑問を描ききった良作品だと思います。

咲は4校とも主人公になりえる描き方をしているので特定の高校に入れ込んでる人は悲喜交々ですが、作品としてはすばらに熱い作品ですね。
プロフィール

みちくさぼーや

Author:みちくさぼーや
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。