頑張ったね、玄・・・

今回はシリーズ系じゃなくて単発記事ですよー。

というのもですね、~咲‐Saki-がけ~さんのこの記事を読みましてこの流れにびんzy・・・いえ、私なりに考えてみようかなぁと思ったのです。

なので今回のテーマはずばり『ハルちゃんが先鋒戦に何かしらの策を玄ちゃんに授けなかった理由について』です。

とはいえ、私実は過去記事でこれについて微妙に語ってたりします。この記事です。こちらも是非是非観て欲しいのよー。

私割りと自分の過去記事のリンク貼るよね。ステマ?いえいえ、堂々とした宣伝ですので。過去記事も観て欲しいなあという願望の表れだね。

あ、本題に入る前にコメントありがとうございました。うん、風越自体は総合力は鶴賀よりも上だと思います。それをなんとかしちゃうのが名将、智将なのかなーって。ブレインがいる高校は強いですよね、うん。

では、本題です。

最初に結論だけ言ってしまえば、言うだけ無駄だったからだと思います。単純に対応策がなかった、素で打たせるのがベストという判断かと。

とりあえず、まずは他家を観てみましょう。

○園城寺怜

2回戦からの連戦。ですが何かしらの策を与えた感じではないですよね。一発について事前に知らせたくらいでしょう。

はっきり言えば、この子に対する有効な対策はありません。勝つ方法はこの子が対応できない能力、もしくは強運をぶつけることだけです。

何故か?怜ちゃん自体が対応型の能力、汎用性の高さが売りな能力だからです。視えた未来の情報を有効に使っているだけなので型がないんです。型がない以上完全に攻略することは不可能です。

実際一発消しをする以外にこの子に対するすぐに使える有効な戦術はないです。一見有効な手にみえるリーチを掛けさせてずらした上で直撃を狙う……というのは運要素が強過ぎるからね。

有効な策がない以上、何かアドバイスをすることは不可能です。

○宮永照

同じく、対応策がないです。だって何かしても和了っちゃうし、何もしなくても和了っちゃうし。打点制約以外に型がないし。大体、この子に対して有効な策があるなら他の高校も試してるだろうし。

他家との連携すれば~って意見もあるかもですが不可能だと思います。

まず、かわしにいく役、アシスト役、振り役をその場に応じて判断することがかなり難しい。さらにアシスト役、振り役はかわし役の欲しい牌を正確に見極める技量が要求されます。

そりゃあ、ある程度はここが欲しそうだなぁくらいは分かるでしょう。でも、ある程度ならやらない方がマシです。確実に成功する、かわせる状況を作れないのであれば連携なんかしないで2位狙いに切り替えた方が現実的だと私は思います。

でも、確実にこれを実行できる人となると作中全てのキャラを合わせてもほぼいません。ゆみちん、みっぽ辺りに可能性があるかなくらい。

準決勝では怜ちゃんが未来を視えるのである程度確実性があったから連携がハマる局面があったというだけかなと思います。多分2回戦は煌ちゃんのすばらな献身に対応出来る子がおらずに照姉の蹂躙劇が繰り広げられたものだと思われます。

そして、ここからが重要なんですが玄ちゃんは特殊な制限を持つ子なのでアシスト役にはなれません。次はその話。

○花田煌

すばらな献身はおそらく2回戦でも行われていたはず。そして玄ちゃんの台詞からおそらく玄ちゃんはこの牌譜を観ています。

でも、赤土先生は新道寺をアシストにいけという指示は出していません。何故か。前述した連携が決まらない可能性が高いというのが一点。そしてもうひとつ。こっちが本命の理由です。

玄ちゃんにアシスト役をやらせる場合、高確率でドラを切らせないといけないからです。どういうことかというと……

玄ちゃんがドラと赤ドラをがめてしまうので他家にドラ、赤ドラが入りにくくなります、よね?するとかわし役が欲しいのは必然的にこのドラ筋か赤ドラ筋になることが多くなります。

アシスト役に徹するなら当然切るのが普通なんですけど、ドラを切ってしまうと次局からドラが他家にいきます。そしたら、折角照姉の打点上昇を喰い止めてたのにそれが出来なくなります。

ちなみにドラ以外の牌を切ってドラは切らずにアシストするという選択肢はありません。何枚も鳴かせてテンパイがドラ待ちとかだったら目も当てられないでしょう?鳴いて和了確定とかならともかく。

なら下手に連携させない方がマシだという判断でしょう。というより玄ちゃんに普通に打たせることにはそれだけで意味があります。

玄ちゃんが意図的に他家をアシストすることは出来ないけれど、他家が玄ちゃんの特性を理解した上でその打牌を使うことは出来るからです。

つまり玄ちゃんからあぶれやすい牌を鳴いて攻めれる形を作ればいいんです。例えばこんな感じ。ドラが3sだとして……

②③④⑤⑥⑦⑧⑧445三四 ツモ三 みたいな手牌の時に5s切り。

玄ちゃんは3sドラで3sを複数枚を抱えるんだから、3-6を見切って4sを鳴ける形を残す。赤五も抱えられるんだから、玄ちゃんが三三四の形に赤五を持ってきた時に出てくる三もポン出来るように。

というのを煌ちゃん、怜ちゃんは考えていたはずなんです。強豪校だからこそきっと牌譜は調べられているのだろうから。

だったら変に崩させるよりも他家が対応しやすいように、玄ちゃんは一番打ちやすいように打たせるのが一番なんじゃないでしょうか?

という感じが私なりに考えた結果ですねー。

ちなみに、照姉の和了りを阻止するためにリーチに飛びこむというのは本末転倒です。自身の能力で裏ドラが乗らないにしても点数不明の手に飛びこみにいって失点することは非効率的過ぎます。

だって点差を広げられないために和了りを防ぎにいくのに、結果失点して白糸台以外にもリードを許したら意味ないでしょう?

というより照姉の連続和了は安いうちは無理して止める意味がないですしね。親番というシステムがある以上どんなに安い手からも結果連続で和了りを拾われて高くなってしまうでしょうし。

むしろ安手で局潰してくれてラッキーくらいに考えた方がいい気がします。で、高くなったときに止めれたらラッキー。止められなかったら自身の失点を極力低くすることを考えるべきです。

ただでさえ止めること自体が難しいんだから他家より失点しない方が重要です。もちろん止めにいくために安手に振り込むのは全然いいんですがリーチなど点数不明の手には飛びこめません。

最後。玄ちゃんに照姉の打点制約について教えていなかったことについて。これについても伝える意味がないからだと思います。

親番がある以上結果どういう状況でも高い手を和了られてしまいます。なら安手で流してくれるうちは無視した方がいいですし、打点制約があること自体は確かに隙には成り得ますがその弱点を突く具体的な策がない以上どうしようもないです。

……以上ですかね。ちなみに、リンク貼らせて頂いた記事のコメントでも指摘していた方がいらっしゃいましたが『旅の小箱』のこの記事で仰られていることも理由だと思います。照魔鏡強い(小並感)

というわけでハルちゃ……赤土先生は何も考えてなかったわけではなくて考えた末に普通に打った方がベストだと判断したから何も言わなかったというのが真実なんだよ。もちろん、わた、鷺森選手のことを一番に考えてくれているのだとは思うけども。

次回は多分オーダー検討シリーズか麻雀漫画シリーズの記事になると思いますのでそちらも是非是非観てやってくださいな。ではでは。
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非公開コメント

No title

灼とかいう人物の暴走はともかくとして(笑)~咲‐Saki-がけ~さんにコメントした者の身としては、私も似た解釈をしており、さらに深く考察なさっているのでとても分かりやすかったです。

あまりに監督が教えすぎて雁字搦めになってしまうことが一番怖いですからね、特に玄ちゃんのような素直な子には。そもそもセーラのように情報関係なく打った方が結果を出せる人も多いでしょうし(玄ちゃんは明らかにこっち)

それに先鋒というのが大きいでしょうね。記事にもありました、照の連荘を止める差し込みの是非についても、トバない限りは大将戦まで先が長いわけですからね、無茶をするにはまだ早いでしょうし。
仮にすこやんとレジェンドが対戦したのが先鋒だったのなら(勝敗を決定づけた失点、今と解釈が同じならエースは先鋒の可能性が高い?)、跳満を取った(灼の打ち筋見るとセオリー外の無茶をした)ことですこやんの逆鱗に触れたことも考慮したかもしれません。

ドラなしの状態の今、ドラを持っている監督は言うならば玄ちゃん自身(ただしおそろしく強いドラゴンロード)ですから、敵側の視点で見えるこの経験を生かして実力を磨いて欲しいですね


No title

玄ちゃんに素で打たせた方がいい、余計なアドバイスは不要っていう判断なら、レジェンドのモノローグなりなんなりでそのことを描写すべきだったと思います
それがなきゃ何も考えずに玄ちゃんを送り出したと思われても仕方ないでしょう
実際あの頃は散々無能とか言われてました
そもそもレジェンドが照魔境のこと知ってたのかすらわからないですし

この記事の解釈は素晴らしいと思いますが、もろもろの描写なしでは読者には伝わりにくく、ご都合主義と解釈する人がいるのもしょうがないかなと思います

No title

モノローグなどをつける、とか言いますが、「アドバイスが不要」ということの描写は、あの先鋒戦の中において蛇足になり邪魔になるのではないかと。「宮永照の情報は伝えたいけれど、対応策はないだろう」なんていうことをモノローグでも描写するものなら、監督自らのちょっとした敗北宣言みたいなもので余計に色々言われそうですが。
先鋒戦ずっと黙っていることの方が、玄を信じて待つ名監督としての描写だと思っています。
(個人的には照の対策は決勝で出しそうな予感)

名無し

すみません。上のコメントは、その上の方の返答ですので、管理人へのものと思われましたら申し訳ないです

No title

上のコメへの返答です。迷惑にらないようこれ以上議論はやめときます

邪魔云々は個人の感覚なので何とも言えませんけど、この記事にあるような考えがレジェンドにあったとしたら、説明したうえで「信じてるぞ、玄」みたいなモノローグがあればいいなと思ったくらいです
この記事のようにきちんと考えた上での結論なら、逆にあそこまで無能扱いされてなかったはずです
次鋒戦以降にちゃんと結果が出てるわけですからレジェンドは名将、照もすごいで納得できると思うのですが

このような解釈自体「次鋒戦以降急にレジェンドが名将になった」という意見に対してのものですよね
つまりは少なくとも一部の読者には伝わらない部分もあったというのは間違いないので、ちょっと描写不足かな~くらいの考えです
まあ黙っている方が名将としての描写という考え方もありなので結局人それぞれってとこですかね

No title

対策がないからといって情報を共有しなくてもいいというわけではないと思いますけどね
余計なことを教えると玄が混乱するなんていうのは玄をバカにし過ぎな気がしますし

むしろ、レジェンド独力で対抗策が思いつかないなら、部員達(特に玄)と情報共有して一緒に考えるべきだったんじゃ

あと、照の打点制約については、なんで知らなかったの?と言いたいですね
これを知らなかった、伝えてなかったのが一番の問題だったと思います
雑誌に書かれるほど有名な連続和了・打点上昇なのだから、その制約は全国津々浦々知らぬものなしであっても不思議じゃないくらいでしょう
一応、打点上昇は一般には照のなめプと言われてるけど、阿知賀には玄の例があるから分かったとは書かれていたとおもうけど、千里山は玄の制限を見抜いていたし、少なくとも全国強豪やプロレベルなら常識なのだろうと思います
もちろんレジェンドは気付いただろうし、それなら玄は知っていなければおかしいでしょ

こんなことにも気付かないレベルでよくここまで勝ってこれたものだと思ってたら、次鋒以降で実はレジェンドの白糸台対策はバッチリ、大会前から準備していたとなって、じゃあ先鋒戦は何だったんだって感じです


結局これは擁護しようの無い演出のミスだったんじゃないですかね

No title

情報は共有されてたと思いますけど。
他校や赤土さんが知ってて玄が知らない情報があった、みたいなシーンはありませんでしたし。

宥や憧に関しても赤土さんは情報の分析は手伝うけどそこからどう対策するのかに関しては選手に任せてるふしがありますし(宥のカウンター狙いや憧の早流しを赤土さんが指示してる描写はない)、そこは玄についても一貫してると思うんですけどね。

No title

打点「制限」に関してはまだ確定とはいえないとも思います。
他の方もそうですが、特に上の方、準決勝前でここをすでに「確定」としているので感じ方に違いが出るのでは、と。

個人的に打点上昇は咲のプラマイゼロのようなものであるかと。「制限」でなく、あくまでそれが「やりやすい」というのなら、準決勝、それ以前の情報だけで判断した場合、返り討ちに遭う危険性がありますし、制限と見せつけていることもあるでしょうし。隙見せてくれる生易しい敵じゃないですし。ギギギーという別のなにかもあります。

知ってても「確定」(淡のダブリーも確定でないものの対策は固まっていた)できなかったら、あくまで表の情報(それこそ雑誌等)しか伝えられませんよ。それに対策もない。本気でなく底知れぬ相手にはさすがに名将になれません。照をあれが全と思っている人が、次鋒から急に名将に見えてるんでしょう。

ダブリーのように、意外とギギギーの方を、既に玄ちゃんに教えているのかもしれません。
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